年末年始いろいろです。
年末のテレビ
神尾真由子の特集番組(NHK》を観た。
今年のチャイコフスキー国際コンクール・バイオリン部門で優勝した。
17年前、諏訪内晶子以来の日本人優勝者である。
諏訪内晶子も力強いが、神尾も負けない力強いがある。
ドキュメンタリーの創り方についてはいろいろ思うところがあるが、
長尺ながら観ていて飽きない。
1ヶ月間の日本滞在中に密着している。
インタビュー時のポイントとなるだろうと演出者が思う言葉を
その都度、黒バックに白抜き文字で4秒くらい見せられるのには
閉口したが、彼女の表情と言葉はとても印象的だ。
日本の友達とカラオケ点店で遊ぶときは、普通の若い女性だが、
21歳にして17年のキャリアは伊達ではない。
演奏はもちろん、自分で考える姿勢には驚きさえ感じた。
会話はスムーズではない。
一言一言に考える。
とことん考えることが身についている。
これは生来の資質のように思えるし、長い海外生活で会得した
ようでもある。もちろん相乗作用だろう。
魅力的な演奏家である。
番組の最後に、
大阪フェスティバルホールでのチャイコフスキーバイオリン協奏曲
第一楽章をノーカットで聞かせてくれた。
やはり、素晴らしい。
演奏が一番いいという当たり前のことが
この手のドキュメンタリーのつらいところだ。
フィギュア日本選手権
高橋大輔は期待通りに世界一のパフォーマーに
なってきている。
浅田真央にはもう少し時間が必要に思える。
安藤美姫こそ、今が旬なのだろう。
世界選手権にはベストの演技を期待したい。
このような楽しみは今までのフィギュアにはなかった。
次期冬季五輪まで日本の黄金期が続くだろう。
12月31日
紅白を観た。
最後の部分はちゃんと見た。
30年~40年と紅白に出続ける人々を観ていると、
これって「日本の伝統」と思わざるをえない。
毎年、大晦日にお馴染みさんに会える。
そして、感動ももらうことがある。
これも大したことだと思う。
親父と話をしながら 行く年来る年をみている。
はなしがはできるが、認知症も進んでいる。
最近、金銭管理は出来なくなった。
前のように怒ることはなくなった。
テレビを観ていても理解をしているようにはなかった。
今夜が大晦日ということは理解している。
「まだら」状態と思う。
年末から三島亜紀子氏の「社会福祉学の<科学>性」を
読んでいる。(bonn1979さん推薦)
とても視点が高いように思える。
私のような立場(一従事者)には、このような本がとても役に立つ。
日々の業務を客観化できるようなそんな気持ちになる。
気持ちだけでしょうが。
1月1日
恒例のニューイヤー・ウィーン・フィル・コンサートを観た。
毎年、同じような演目だが、今や正月行事だ。
演奏だけだと、恐れ多くも単調になるが、バレエ団の踊りが挿入され
目を見張る。これが後半にあるから、目を離せない。
日本では、午後7時からだから、現地では午前から始まるのだろう。
なんとも日本に合わせたようなようなイベントだ。
それとも、演者が元旦の夜を自宅で過ごすことと、
聴衆がレストランで晩餐を楽しむためだろうか。
これが正解のような気がする。
1月2日
近くの吉備津彦神社に行く。
吉備中山を守る会が大活躍だ。7年目だそうだ。
地元の会員が、獅子舞や古代米を使った甘酒、中山の旧跡の
案内パネル掲示をしており、なかなか元気にやっている。
会員募集をしていたので、そのうち入ろうかな。
中山の山道も整備しているということなので、登ってみることにした。
4年ぶりだろうか。
静かな山で、心が落ち着く。
正月に登ると、敬虔な気持ちになる。
山頂からは、はるかかなたに児島湾の海面が光っている。
かっては、この中山まで船で来ることができたという。
吉備津彦神社には大灯篭があるが、
これは、灯台の役割をしていたのかも。
正月は必ず実家で過ごす。
これは大切なこと。
目先を追っている日々から、本当の意味での
原点に戻る。
座標軸に戻ってみる。
戻る場所があることはやはり有り難い。
年末のテレビ
神尾真由子の特集番組(NHK》を観た。
今年のチャイコフスキー国際コンクール・バイオリン部門で優勝した。
17年前、諏訪内晶子以来の日本人優勝者である。
諏訪内晶子も力強いが、神尾も負けない力強いがある。
ドキュメンタリーの創り方についてはいろいろ思うところがあるが、
長尺ながら観ていて飽きない。
1ヶ月間の日本滞在中に密着している。
インタビュー時のポイントとなるだろうと演出者が思う言葉を
その都度、黒バックに白抜き文字で4秒くらい見せられるのには
閉口したが、彼女の表情と言葉はとても印象的だ。
日本の友達とカラオケ点店で遊ぶときは、普通の若い女性だが、
21歳にして17年のキャリアは伊達ではない。
演奏はもちろん、自分で考える姿勢には驚きさえ感じた。
会話はスムーズではない。
一言一言に考える。
とことん考えることが身についている。
これは生来の資質のように思えるし、長い海外生活で会得した
ようでもある。もちろん相乗作用だろう。
魅力的な演奏家である。
番組の最後に、
大阪フェスティバルホールでのチャイコフスキーバイオリン協奏曲
第一楽章をノーカットで聞かせてくれた。
やはり、素晴らしい。
演奏が一番いいという当たり前のことが
この手のドキュメンタリーのつらいところだ。
フィギュア日本選手権
高橋大輔は期待通りに世界一のパフォーマーに
なってきている。
浅田真央にはもう少し時間が必要に思える。
安藤美姫こそ、今が旬なのだろう。
世界選手権にはベストの演技を期待したい。
このような楽しみは今までのフィギュアにはなかった。
次期冬季五輪まで日本の黄金期が続くだろう。
12月31日
紅白を観た。
最後の部分はちゃんと見た。
30年~40年と紅白に出続ける人々を観ていると、
これって「日本の伝統」と思わざるをえない。
毎年、大晦日にお馴染みさんに会える。
そして、感動ももらうことがある。
これも大したことだと思う。
親父と話をしながら 行く年来る年をみている。
はなしがはできるが、認知症も進んでいる。
最近、金銭管理は出来なくなった。
前のように怒ることはなくなった。
テレビを観ていても理解をしているようにはなかった。
今夜が大晦日ということは理解している。
「まだら」状態と思う。
年末から三島亜紀子氏の「社会福祉学の<科学>性」を
読んでいる。(bonn1979さん推薦)
とても視点が高いように思える。
私のような立場(一従事者)には、このような本がとても役に立つ。
日々の業務を客観化できるようなそんな気持ちになる。
気持ちだけでしょうが。
1月1日
恒例のニューイヤー・ウィーン・フィル・コンサートを観た。
毎年、同じような演目だが、今や正月行事だ。
演奏だけだと、恐れ多くも単調になるが、バレエ団の踊りが挿入され
目を見張る。これが後半にあるから、目を離せない。
日本では、午後7時からだから、現地では午前から始まるのだろう。
なんとも日本に合わせたようなようなイベントだ。
それとも、演者が元旦の夜を自宅で過ごすことと、
聴衆がレストランで晩餐を楽しむためだろうか。
これが正解のような気がする。
1月2日
近くの吉備津彦神社に行く。
吉備中山を守る会が大活躍だ。7年目だそうだ。
地元の会員が、獅子舞や古代米を使った甘酒、中山の旧跡の
案内パネル掲示をしており、なかなか元気にやっている。
会員募集をしていたので、そのうち入ろうかな。
中山の山道も整備しているということなので、登ってみることにした。
4年ぶりだろうか。
静かな山で、心が落ち着く。
正月に登ると、敬虔な気持ちになる。
山頂からは、はるかかなたに児島湾の海面が光っている。
かっては、この中山まで船で来ることができたという。
吉備津彦神社には大灯篭があるが、
これは、灯台の役割をしていたのかも。
正月は必ず実家で過ごす。
これは大切なこと。
目先を追っている日々から、本当の意味での
原点に戻る。
座標軸に戻ってみる。
戻る場所があることはやはり有り難い。