岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

今日は一日中雨だった。日記風に。

2019-04-24 21:44:20 | 岡山

今日は朝から雨だった。

母に洗濯物を届けるために病院に行かなくてはならないけど、自転車は嫌だし、歩いていくことにした。

20分ちょっと距離だから2kmもないと思う。

昔は農道と田んぼしかなかった。

今は、道も広くなり住宅も増えて、すっかり様変わりをしてしまった。

それでも道はくねくねと曲がったまま。

雨は強くなったり弱くなったり。

よく見ると傘に穴が開いていた。

足元が濡れるので登山靴を履いている。

さすがに濡れないですね。

 

面会室で、バナナとプリンを食べてもらう。

バナナは毎回持っていくのだけれど、大喜びで食べてくれる。

「美味しい、美味しい」と繰り返す。

そんなにバナナが好きだったとは知らなかった。

母の若い頃は本当に高級品だった。

私の子どもの頃でもそうだった。

体調は昨日よりよかった。

これが一番。

肩と頭の足のマッサージをする。

 

帰宅後、郵便受けに『一遍上人』栗田勇著が入っていた。

中古だけど、読んでないみたいにきれい。ただし古本特有のにおいがする。

少し読みはじめた。とても興味深い。

「一遍上人聖絵」を観たばかりだから、すっと頭に入ってくる。

展覧会の記憶が薄れないうちに、関連本を読んでおくことが多い。

他に図書館で借りてきた『わが青春の記録』四国五郎著を読んでいる。

この本は貸し出している図書館がなかなかないらしい。

広島の友人が、岡山県立図書館は貸し出していると教えてくれました。感謝です。

たしかに図書館ではとても読めないほどの分量がある。

著者は詩人であり画家だから、自筆の文章と絵が素晴らしく、まるで宝物のような本になっている。

上下巻があって、古本価格を調べたら、10万円近かった。

もちろんその値打ちはあります。

ということで晴耕雨読の一日でした。

 

お読み頂きありがとうございました。


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