今日は朝から雨だった。
母に洗濯物を届けるために病院に行かなくてはならないけど、自転車は嫌だし、歩いていくことにした。
20分ちょっと距離だから2kmもないと思う。
昔は農道と田んぼしかなかった。
今は、道も広くなり住宅も増えて、すっかり様変わりをしてしまった。
それでも道はくねくねと曲がったまま。
雨は強くなったり弱くなったり。
よく見ると傘に穴が開いていた。
足元が濡れるので登山靴を履いている。
さすがに濡れないですね。
面会室で、バナナとプリンを食べてもらう。
バナナは毎回持っていくのだけれど、大喜びで食べてくれる。
「美味しい、美味しい」と繰り返す。
そんなにバナナが好きだったとは知らなかった。
母の若い頃は本当に高級品だった。
私の子どもの頃でもそうだった。
体調は昨日よりよかった。
これが一番。
肩と頭の足のマッサージをする。
帰宅後、郵便受けに『一遍上人』栗田勇著が入っていた。
中古だけど、読んでないみたいにきれい。ただし古本特有のにおいがする。
少し読みはじめた。とても興味深い。
「一遍上人聖絵」を観たばかりだから、すっと頭に入ってくる。
展覧会の記憶が薄れないうちに、関連本を読んでおくことが多い。
他に図書館で借りてきた『わが青春の記録』四国五郎著を読んでいる。
この本は貸し出している図書館がなかなかないらしい。
広島の友人が、岡山県立図書館は貸し出していると教えてくれました。感謝です。
たしかに図書館ではとても読めないほどの分量がある。
著者は詩人であり画家だから、自筆の文章と絵が素晴らしく、まるで宝物のような本になっている。
上下巻があって、古本価格を調べたら、10万円近かった。
もちろんその値打ちはあります。
ということで晴耕雨読の一日でした。
お読み頂きありがとうございました。