岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

4月25日が近づく。

2007-04-20 22:22:49 | JR西福知山線脱線転覆事故&安全
もう2年経つのか。
世では3回忌という。
遺族の人々の時間は止まったままに違いない。

JR西日本に期待したことはほとんど裏切られた。
もちろんJR西日本とて会社単独で「良心的」なことは
できない。
甘い前例を作ってはならないのだ。
このような考えが、使用者(産業界)にはある。
精神的な闇のカルテルと呼べるものが確かにある。

どうしてJR西日本はこんなことを譲らないかと
思うことがある。これには裏がある。

そのようなことを考えても、JR西単独でできることを
サボっていることは明らかだ。
例えば、新幹線駅の柵設置である。
JR西の駅にはほとんど設置されていないが、JR東はほぼ
設置済みという。
おっとり刀で設置をきめたJR西だが、経費はいくらか。
なんと10億円という。
安全対策としてはとても安い金額だと思う。
このくらいの金も今まで使わなかったこの会社の
安全意識はとんでもなく低いといわざるをえない。

JRに乗るときは、可能な安全対策は怠らないように。
例えば、後部の車両に乗る。追突ということもあるが
知る限り後方の方が安全なのは確かだ。
つり革はしっかり持つこと。
つり革を持つことは間違いなく「生き残り」に繋がる。
そしてホームでは他人を信用するな。
ホームの先に行ってはならない。
自分の目を使え。自分で自分を守れ。
守る方法はある。頭を使って生き残ろう。

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