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3日ほど前から読んでいました。
今日は後半をJR山陽本線列車の中で読みました。
たびたび、涙で目の前がかすんでしまいました。
大津波発生時に石巻市立雄勝病院でなにが起こったのか。
語られなかった事実が浮かび上がってきます。
絶体絶命の危機の中、入院患者を置いたまま避難できるわけのない医療従事者がとった行動と苦悩そして困難と勇気と愛を明らかにします。
すべての人々、特に医療や介護に従事されている方々にぜひ読んでいただきたい。
著者である辰濃哲郎さんは朝日新聞記者として厚生省(当時)を担当したという経歴を持つ。
医療問題がライフワークのノンフィクション作家である。
今年4月私が雄勝病院を訪問した時、すでに解体作業中だった。
この3月の慰霊祭が終わったのを期に作業をはじめたのだろう。
建物がなくなっても、人々の心の中に雄勝病院を永遠に残さなくてはならない。
この書は重要な役割を担うことになった。
雄勝病院に関しては、「東北の旅」の中で記事にしたいと思います。
もうしばらく後になると思います。
※写真は雄勝湾の対岸から撮影した石巻市立雄勝病院。まさしく海の見える療養型病院だ。海抜はほとんどないといっていい。
今日は後半をJR山陽本線列車の中で読みました。
たびたび、涙で目の前がかすんでしまいました。
大津波発生時に石巻市立雄勝病院でなにが起こったのか。
語られなかった事実が浮かび上がってきます。
絶体絶命の危機の中、入院患者を置いたまま避難できるわけのない医療従事者がとった行動と苦悩そして困難と勇気と愛を明らかにします。
すべての人々、特に医療や介護に従事されている方々にぜひ読んでいただきたい。
著者である辰濃哲郎さんは朝日新聞記者として厚生省(当時)を担当したという経歴を持つ。
医療問題がライフワークのノンフィクション作家である。
今年4月私が雄勝病院を訪問した時、すでに解体作業中だった。
この3月の慰霊祭が終わったのを期に作業をはじめたのだろう。
建物がなくなっても、人々の心の中に雄勝病院を永遠に残さなくてはならない。
この書は重要な役割を担うことになった。
雄勝病院に関しては、「東北の旅」の中で記事にしたいと思います。
もうしばらく後になると思います。
※写真は雄勝湾の対岸から撮影した石巻市立雄勝病院。まさしく海の見える療養型病院だ。海抜はほとんどないといっていい。
![]() | 海の見える病院 語れなかった「雄勝」の真実 |
辰濃 哲郎 | |
医薬経済社 |
ぜひ読んでみたいと思います。