今朝のNHK日曜美術館を見ました。
この番組の情報は、奄美・加計呂麻島なんでもありBLOGさんから、
田中一村という画家については詳しくはありませんが家人に聞くと
京都で数年前に展示会があったそうです。
中央画壇へのデビューを試みるが認められず、奄美に居住を移す。
千葉県出身の彼には、奄美に知り合いもいるわけでもない。
ハンセン病国立療養所奄美和光園に寄宿する。
画業で身を立てられない彼は、島で働きながら、奄美の絵を描き続ける。
写真の絵は、彼が閻魔大王に土産に持っていくといった『不喰芋と蘇鉄(クワズイモとソテツ)』です。
島の聖地といわれる洞窟で描いたものらしい。
それも風葬をした場所から。
奄美の写真家である濱田さんは、絵を見て「おそろしかった」という。
そこには死者、いや神の視線があるのか。
彼がこの地で追い求めた絵とは。
この展示会は、10月に鹿児島、その後、奄美大島で開催されるとのこと。
昼頃でした。
田中一村の美術館は
2度たずねました。
もちろんそこに展示されている絵も
素晴らしいのですが
奄美をたずねて
はじめて
一村が書いている
アカショウビンとか
いろんな植物
実際にあるのだな
と感ずることができます。
土地と人と空気と体感することですね。
時間の問題でしょう。