岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

ブログアドバンスの探索

2006-02-01 10:28:36 | 日本の仲間
ブログを始めて1年ほど経過した時に疑問に思ったことがある。
それはアクセスカウントのブレの大きさ。
単に文章の内容に起因するとは思われないブレに戸惑い、
グー・アドバンスの契約をすることにした。
いろいろなメリットがあるのだが、利用目的はアクセス解析のみ。

アクセス解析を見てみて面白いのは「検索キーワード」という
項目があることだ。

私たちが、グーグルなどの検索サイトで、例えば「石井十次」と検索すると、
その「石井十次」の文字が書かれているページを瞬時に探してくれる。
そして、「検索」されたページ側にも、その足跡が残っていくというわけだ。
だがら、岩清水日記の中にあるどの言葉が「検索」されたかが、
わかることになる。

その「検索キーワード」がなかなか興味深いのである。
第一印象は、「へー、こんなこと検索しているの」という内容。

例えば、石井震子(石井十次の二人目の妻)についての検索。
この人の資料は少ないのだが、やはり探している人がいるのだ。

映画の文章はほとんど書いていないのだけれど、「アイアムサム」については
書いていて、ほとんど毎日アクセスがある。
それから、「JR事故」に関しても多い。
また「瀬戸少年院」という検索もある。
これはテレビ・ドキュメントの記事を書いたのだが、ほぼ毎日検索されている。

最近は、「ライブドア ブラックマネー」というキーワードが多い。
もちろん、私のブログには、役立つほどの情報はないのだが、
ブラックマネーがどのようになっているか、
問題点のありかを探っている方々の姿が浮かぶ。
最近スイス銀行の口座が取り沙汰されているが、もちろん、ブラックマネーと
繋がっているのだろう。
闇の深さも相当なものだとわかる。

さて、「石井十次」に戻るが、最近はとてもアクセスが多い。
想像できるのは、社会福祉を学んでいる学生さんが、期末レポートを
書いている姿だ。
資料として使っていただいているとしたら、これほどうれしいことはない。

このような検索エンジンを利用してブログにアクセスされる件数は、
全体の約半分程度になる。
これはブログが単に日記として、日々読まれるというだけではなく、
過去に書かれて、とても見つけ難い状態になっているにも関わらず
検索機能のお蔭で、だれかの役に立っている可能性があるということである。

これは確かに励みになる。
そして、少しばかり責任も重くなるように感じます。
たかがブログですが、されどブログなのでしょう。

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