自民党が圧倒的多数の今、できることをしなくてはと、念願の防衛庁の
防衛省への昇格を考えている自民党としては、今回の防衛施設庁談合は痛い。
そこで、今までも検討していた防衛施設庁統合を「防衛施設庁解体」と
言い直した。
素早い対応と思わせるためだが、これはちょっと無理な話だ。
筋書きは、みんなが読めているのだ。
ところで、防衛庁と防衛施設庁って、どのような関係?と思うのが普通だ。
防衛施設庁が「防衛庁の外局」だとは庁同士だからわかりにくい。
外局といえば、厚生労働省と社会保険庁のような関係と思えばよいのだが
どちらも、できの悪い旧態然とした「官」だ。
防衛施設庁解体といっても、防衛庁の一部になるしか案はないのだから、
定例の防衛施設庁長官記者会見さえなくなる。
これでは、今以上に不透明になるわけだ。
防衛施設庁といえば、米軍の思いやり予算の担当だ。
この庁が意味を持つのは、防衛庁が米軍への思いやり予算を担当しない
という一点ではなかったか。
防衛庁=自衛隊、という国民の意識があったが、
防衛庁=国防(自衛隊+米軍支援=日米防衛)となることになる。
これには無理があり、やはり防衛省にしなくてはならないとなれば
自民党の国防族はしてやったりだが、そうはいかない。いかせない。
防衛省への昇格を考えている自民党としては、今回の防衛施設庁談合は痛い。
そこで、今までも検討していた防衛施設庁統合を「防衛施設庁解体」と
言い直した。
素早い対応と思わせるためだが、これはちょっと無理な話だ。
筋書きは、みんなが読めているのだ。
ところで、防衛庁と防衛施設庁って、どのような関係?と思うのが普通だ。
防衛施設庁が「防衛庁の外局」だとは庁同士だからわかりにくい。
外局といえば、厚生労働省と社会保険庁のような関係と思えばよいのだが
どちらも、できの悪い旧態然とした「官」だ。
防衛施設庁解体といっても、防衛庁の一部になるしか案はないのだから、
定例の防衛施設庁長官記者会見さえなくなる。
これでは、今以上に不透明になるわけだ。
防衛施設庁といえば、米軍の思いやり予算の担当だ。
この庁が意味を持つのは、防衛庁が米軍への思いやり予算を担当しない
という一点ではなかったか。
防衛庁=自衛隊、という国民の意識があったが、
防衛庁=国防(自衛隊+米軍支援=日米防衛)となることになる。
これには無理があり、やはり防衛省にしなくてはならないとなれば
自民党の国防族はしてやったりだが、そうはいかない。いかせない。