岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

海老蔵VS茂木&住吉『プロフェショナル仕事の流儀 最終回』 放映中に茂木さんのつぶやきだ。

2010-08-19 21:42:30 | 日本の仲間
今夜の『プロフェショナル仕事の流儀 最終回』はとりわけ注目でした。
十分堪能して2階に上がる。
「つぶやき」を開いてみると、なんとも凄い「茂木twitter」
テレビ放映の同時双方向性発信だったのだ。

テレビでの感動を、出演者自身がtwitterでサポートしている。
放映中に、びっくりしたことの裏付けをtwitterで取るというのも初めての体験。

茂木さんは海老蔵さんを天才という。
その天才ぶりが番組を通しての基調になっている。

しかし、天才はつくられるということも確かなようだ。
信じられないことだが、海老蔵さんは生まれる前に市川家の一員になるために、
列に並んで誕生を待つ人々に割り込んだ。
生れる家を選んだという。

そんなはずないだろうと思うが海老蔵さんが話すと「そうか」と思ってしまう。

それから、勝負は死んでからだな、とも。
生きている間に、正当な評価を期待してないということ。
これは強い。

考えていることが、誕生前から死後までという広さ、長さ、深さ。
このような発言をどこかで聞いてだろうか。

そして、勘を一番のよりどころにしている。
勘こそ、今まで自分のすべてを表す(少し意訳しているかな)。

幼児からの徹底した訓練がどのようなもの。
いやいや生れる前からか。
私などまったく知らない世界のこと。
想像することも困難だが。

彼の今なら、東京や京都で見ることができる。
行かねばなりませぬな。

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