映画館で二度見はめったにしません。
二度寝は趣味ですが(-_-;)
別の映画館に行きました。
するとよく聞こえなかったセリフが完璧に聞こえました。
お蔭で理解が進みました。
私の耳も良くないのですが、映画館によって音響はずいぶん違うのだと思いました。
では感想です(ネタバレしないようにします)。
この映画は広島を舞台に話が進んでいくのですが、最終盤サーブ900ターボは広島から北海道の中央に位置する赤平市まで、
超ロングドライブをします。
家福(西島秀俊)に与えられた時間は2日間(実質30時間)です。
ドライバーはみさき一人です。
みさきは、一日くらい大丈夫といいます。
この距離、果たして、可能なのでしょうか。
第一日目午前、広島をスタートします。
広島から最速コースは山陽自動車道から舞鶴道、北陸道を北上し、磐越道を東に向かい、東北道を再び北上して青森まで走ります。
このコースは、都会(大阪、京都、名古屋、首都圏)を回避していくことができます。
私も、岡山から東北に行くときはこのコースです(バス利用なのでドライバーは二人です)。
広島-青森間、ナビの予想時間は17時間です。
青森発午後11時30分発のフェリーに間に合います(乗り遅れても更に深夜の便があります)。
函館まで4時間かかります。
船の中で二日目を迎えます。
みさきは船室で仮眠をとります。
季節は11月。
北海道は雪景色です。
函館から目的地赤平市までは約400km、道央道で約5時間かかります。
昼には着くことができます。
ちなみに広島ー青森間は約1350kmです。
高速道から降りると路面が凍っています。
タイヤ交換はしていませんからノーマルタイヤです。
みさきの家があった地区には急な坂道があります。
サーブはスリップすることなく登ります。
サーブは北欧生まれです。
少々の積雪はものともしません。
サーブから降りた二人はさらに坂を登っていきます。
防寒具を着て、足元はブーツです。
いつの間に手に入れたのか。
実は、東北で一度高速道を降り、コメリによっていたのです。
本来ならば、高速道を降りる必要のないルートです。
なぜ降りたのか不思議でした。
何を買ったのか見せてくれてはいません。
確かに広島から赤平まで30時間弱で走れるし、フェリーの連絡も大丈夫。
完璧に計算されています。
このシーンの後、再びサーブ900が画面に登場するのはラストシーンです。
なぜか韓国のスーパーマーケットの駐車場です。
そして運転しているのは?
お読みいただきありがとうございました。