6月の大阪北部地震
7月西日本大雨災害
に続いて、9月台風21号災害。
京都南部に自宅。
岡山に実家。
がある私は、この3か月間、翻弄され続けています。
それにしてもけた違いの風速です。
風速の速さは、高潮に直結します。
関西空港の被害は特徴的です。
海抜5mにある滑走路が浸水しました。所によっては1m以上浸水しています。
5m+1m 6mの高潮があったということになるかもしれません。
これは高潮被害の想定外なのでしょうか。
海上空港を計画するときの想定を超えていると思われます。
関空は埋め立てですから、毎年地盤低下をしています。
以下、読売オンラインの記事です。
水深18メートルの軟弱な地層に造られており、地盤沈下などが課題となってきた。開港時と比べると、場所によっては3メートル以上沈下。過去の台風でも何度か冠水被害に見舞われた。
引用終わり
海抜5mの滑走路で、地盤沈下が3mではとても浸水を防ぐことができません。
根本的な対策が必要です。
また、タンカーが衝突した箇所の橋の高さが足りません。
これも設計に問題があります。
利便性と効率を考えての設計でしょうが。
今回はそれがマイナスに働きました。
関西空港は今日一日閉鎖だそうですが、関係施設や車両の水没、連絡橋の損傷からみて、長期間の閉鎖を余儀なくされるのではないでしょうか。
人事交流、観光、経済活動に及ぼす影響は計り知れません。
しかし、
迫りくる南海トラフ大地震はこんなものではありません。
考えただけでぞっとします。
このままの状態で使用し続ければ、5000人規模の孤立無援の孤島ができることは確実です。
↓高潮の高さが5m以上あったのでしょう。津波の被害と似ています。
追記:9月5日21時
関西空港は防潮提を設置して海抜5mにしているという報道です。
ならば、滑走路は海抜2-3mしかないのではないでしょうか。
とんでもないことになっていることがわかりました。
大変な事態です。