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神戸新聞のデジタル記事を読んでいると、
委託先企業が再委託した会社の社員が飲酒後泥酔して紛失したとあります。
信じられないけどありうる話です。
全市民46万人のデータが小さなUSBメモリーに入ってしまう。
情報の重要性と機密性、そしてデータの膨大さにもかかわらず、1本のUSBメモリーなってしまうと、
そのサイズゆえに軽く見える。
ポータブル性の持つ軽重の感覚のずれがこの案件にはあるように思われます。
紙媒体だった場合との比較で考えれば明らかです。
デジタル化社会の脆弱さの一面が浮き彫りになりました。
基礎自治体でこれが起こると、マイナカードなどの信頼性が一気に低下することになります。
私たちの情報を最も多く持っているのが基礎自治体ですから。
幕末の池田屋事件で明治維新が4年遅れただろうという話がありますが、マイナカードの普及に影響が及ぶことは
避けられないでしょう。
今ごろ、すべての自治体と関係会社は緊急点検に追われているでしょう。
信じられないけれど十分あり得る事態です。
庁内で処理できる業務ではないからですね。
ただ、いまの時点でデジタル化の危うさが目に見えてきたことには意味があります。
警告です。
ただし被害者である尼崎市民以外はです。
尼崎市民にとっては人質にとられたような事態です。
お読みいただきありがとうございました。
💛ウクライナに平和を💛
※見出し画像は、香川県観音寺市にある第68番札所 七宝山 神恵院の山門です。