実は倉本聰さんの本を読んだことはありませんでした。
偶然、ご本人にお会いすることがあり、その佇まいに感銘を受け、読み始めた。
最初の本は『古木巡礼』でした。
各地にある古木の気持ちを代弁するという内容でした。
倉本さんの思想を樹々が語っています。
2作目は、この『風のガーデン』です。
やはりシナリオを読まなくてはならないと思いました。
シナリオライターですもんね。
普段、ドラマは見てもシナリオは読むことはないです。
最初はとっつきにくかったのですが、徐々に慣れて引き込まれていきました。
テレビでは11回連続のドラマとなったようです。
一話45分でしょうから計500分程度でしょう。
映画なら4作分程度になります。
1話毎の起承転結が重なって大団円を迎えることになります。
その構成力は想像も及びません。
大変なことでしょう。
読むのは簡単ですが、書くとなるとまさに異次元ですね。
ウィキを見ると88歳です。
(先日亡くなられた大江健三郎さんと同じ歳です)
まだまだ活躍されると思います。
富良野3部作はレンタルショップに置いてありました。
もう長い間レンタルすることがなかったのですが
観たいので会員登録をしました。
しばらく楽しめそうです。
お読みいただきありがとうございました。
ウクライナの平和を!