💛ウクライナに平和を💛
ロシアに占領されるとどうなるのか。
日本も他人事ではない過去がある国ですが、それをさておいて言わせていただくと、
こんな国に占領されたらなにが起こるかわからない。恐ろしいです。
他国に侵略されても人の命のために降伏もいたしかたないというのが私の基本的考えです。
しかし、ロシアの野蛮な侵略行為をみるとその思いが揺らいでしまいます。
ロシアではなくプーチンのせいだともいえますが、それだけではありません。
もちろんロシアと一人ひとりのロシア人は区別しなくてはなりません。
ロシア政府とロシア軍が悪いのです。
政府の意向をよりひどく体現しているのがロシア軍です。
それは周辺諸国の人々の声からわかります。
その声を広く拾っているのはやはり新聞です。
各国に特派員を派遣していますからニュースソースが豊富です。
テレビでは無理です。
最近のテレビでは新聞社記者がよく出ていますがやはり知識と情報量がテレビ局の報道部門とは差があるのです。
新聞は文章にしなくてはなりません。スタジオで話すのとは大きな差があるのです。
たとえば、8年前に侵略されたクリミア半島はどうなったか。
毎日新聞(本日)に掲載されています
今までクリミア半島の取材を読んだことはありません。
見出しを見てみましょう。
・軍事制圧から8年 クリミアの今
・先住民族指導者 「プーチンは戦争志向」、「貴重な自然も破壊」
キーウで取材しています(2月下旬)。
クリミアの先住民族クリミア・タタール人の指導者 レファット・チュバロフ氏へのインタビューです。
キーウでの取材になったのはチュバロフ氏が、故郷であるクリミア半島から追い出されたからです。
占領に反対する市民を弾圧して追い出しているのです。
追い出された市民は6万5千人に及ぶそうです。
過去の歴史をみても、強制移住、強制労働は専制国家ロシアの常とう手段です。
そして暴力的支配もそうです。
批判的な人々を「テロ組織の参加」や「破壊工作の実行」といった勝手な罪状でロシア国内の刑務所に収容しています。
統制された専制国家では、本人の発言もそれを代弁するメディアも封じられてしまいます。
そのような状態ですから、ロシア軍は国家の命令を受ければ徹底して攻撃します。
もちろん、今回のような残虐な行為も実行します。
そして、クリミアでは大地を変えてしまったそうです。
「軍事基地の増設、軍用道路や施設の拡充ため長年守られた自然保護地区や地形の保全を無視する」。
このようなことは市民の発言を認めない国家統制ゆえです。
国家(政府)のやりたい放題なのです。
プーチンの意向がすべてのロシア軍ですから命令を最も効率的に遂行します。
戦争犯罪などで処罰された歴史もないわけですからなんでもやります。
「人権」などは西側思想でありロシアの思想とは違う思っています。
日本は第2次世界大戦で敗北し連合軍に占領されました。
彼らが行った占領統治とロシアが行っただろう統治は全く違うと思います。
ロシアに降伏するということはまずありえないのです。
欧州の人々は、ユダヤ人の大虐殺を経験しています。
ナチに反抗しなかった人々も虐殺されてしまいました。
その歴史認識は、もちろんウクライナも共有しています。
東側からの鉄の嵐を一身に受け防衛しているのがウクライナです。
欧州諸国はその意識を共有できているはずです。
💛ウクライナに平和を💛
お読みいただきありがとうございました
写真は今週のカムカムの舞台となっている旧偕行社です。