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これは認知症状のある方との会話についてです。
かつてのように会話がうまくいきません。
最近、特にそのように思います。
独り言のように、脈絡のない話がでてきます。とりとめもなく出てきます。
本人も意識して話している様子ではありません。
頭の中で時間も空間も飛んでいます。
まったく制約がありません。それはそれでいいのかもしれませんが、私と会話が成り立ちません。
お互いの心を傷つけあっているようにも感じられます。
このことは1対1ではかなり深刻なことです。
悩んで、ネット検索しました。
なかなかよいヒントはありませんが、
キャリラブからの引用です。
1、認知症の人とのコミュニケーションの前提
認知症の人は、「自分の気持ちをうまく言葉で表現できない」ことがあります。したがって、「表面上の言葉より、内面を察する意識が大事」ということと、
「表情や体の動きも注意深く見る」という2点が、コミュニケーションを取るために非常に重要です。
言葉によるコミュニケーションだけではなく、お互いの心が通じ合うようにそっと手を握ることから始めてみてください。
認知症の人とコミュニケーションを図ろうとすればするほど、「なんとかしなきゃ」と思うことで、誰もが自分ばかりが話してしまいます。
しかし、それではコミュニケーションが取れず、こちらが自己嫌悪に陥ってしまうこともあります。
相手は言葉がうまくあやつれないとしても、表情や体の動きで、伝えようとしています。
辛そうな顔をしている⇒もしかしたら不安なことがあるのかもしれません。「何か心配なことでもありますか? どうしました?」と、
話を聞いてあげましょう。
ニコニコしている⇒何かいいことがあったのかもしれません。コミュニケーションを深めるためにも、「何があったのですか?」、「
楽しいことがありました?」というように、相手が言葉を発する、きっかけのための言葉を投げかけてみましょう。