岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

熱狂の中、オリンピックについてクールに考えてみる

2024-08-08 13:20:59 | スポーツ(身体に魅せられて)

のど元過ぎれば忘れてしまうことばかりですが、

東京五輪はいったいいくらかかったのでしょうか。

改めて調べてみると、1兆7000億円(会計検査院のチェック後)でした。

東京都が6000億円、国が2000億円。

残りの9000億円はだれが払ったのか、スポンサー企業が主な財源でしょうか。

入場料収入はなくなりましたが、この徴収のための経費は削減されています。

(間接経費を含めると3兆7000億円→間接経費は道路整備費など)

 

では放映権料はどのくらいなのでしょうか。

日本はNHK中心ですが500億円程度といわれています。このお金はIOCが受け取るのでしょうね。

では米国はどうでしょうか?日本の10倍といわれています。5000億円!

そうすると世界全体では1兆円を超える規模となりそうです。

この放映権料と五輪のスペシャルなスポンサーによる協賛金(数千億円でしょうか)の2本柱となります。

合わせて1兆数千億円規模がIOCの収入になるということになりますが。

いくら何でもスイスの非営利法人でしかないIOCがこんなぼろい商売をしているとは思えませんが。

その資金で弱小スポーツへの支援をしているということはくらいは知っています。

 

東京五輪の経費を見ていると、もうこんな大会開く都市はないのではと思ってしまいます。

笑える話ですが、東京でもう一度開催したいという声が聞こえてきました。調子よすぎです。

米国ならあるでしょう。いまのような商業五輪に転換したのが前回のロス五輪でした。

次回がまたロス開催というのも意味深ですね。

今度はどうなるのでしょうか。超商業主義大会でしょうか。

 

続きます。

お読みいただきありがとうございました。

 

ウクライナに平和を!

ガザを救え!

 

 


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