のど元過ぎれば忘れてしまうことばかりですが、
東京五輪はいったいいくらかかったのでしょうか。
改めて調べてみると、1兆7000億円(会計検査院のチェック後)でした。
東京都が6000億円、国が2000億円。
残りの9000億円はだれが払ったのか、スポンサー企業が主な財源でしょうか。
入場料収入はなくなりましたが、この徴収のための経費は削減されています。
(間接経費を含めると3兆7000億円→間接経費は道路整備費など)
では放映権料はどのくらいなのでしょうか。
日本はNHK中心ですが500億円程度といわれています。このお金はIOCが受け取るのでしょうね。
では米国はどうでしょうか?日本の10倍といわれています。5000億円!
そうすると世界全体では1兆円を超える規模となりそうです。
この放映権料と五輪のスペシャルなスポンサーによる協賛金(数千億円でしょうか)の2本柱となります。
合わせて1兆数千億円規模がIOCの収入になるということになりますが。
いくら何でもスイスの非営利法人でしかないIOCがこんなぼろい商売をしているとは思えませんが。
その資金で弱小スポーツへの支援をしているということはくらいは知っています。
東京五輪の経費を見ていると、もうこんな大会開く都市はないのではと思ってしまいます。
笑える話ですが、東京でもう一度開催したいという声が聞こえてきました。調子よすぎです。
米国ならあるでしょう。いまのような商業五輪に転換したのが前回のロス五輪でした。
次回がまたロス開催というのも意味深ですね。
今度はどうなるのでしょうか。超商業主義大会でしょうか。
続きます。
お読みいただきありがとうございました。
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