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2010年6月6日 京都 御所近くの新島会館にて:
関西社会事業史思想研究会が開催されました。
久しぶりの出席です。
岡山からはなかなか参加できない。
会が始まる前に、元村さんから書籍をいただく。
『日本の社会事業ー社会と共同性をめぐって』
社会福祉形成史研究会メンバーによる共同研究です。
編著者が 元村智明さん(金城大学教員)
第1章 福祉および社会福祉研究のおける社会科学認識 池田敬正
第2章 生存権に関する一考察 -愛と正義の相関論- 細井 勇
第3章 社会事業と社会改良 -板垣退助の社会改良が内包するもの- 池本美和子
第4章 大正少年法における「保護」概念 田中亜紀子
第5章 社会事業と感化教育実践の展開 佐々木光郎
第6章 後藤新平・衛生警察論の射程 田中和男
第7章 社会事業の専門職化と方面委員制度-ストラスブルグ制度をフィルターに- 今井 小の実
第8章 地域的救済事業と地方救済体制の成立-鳥取県における奨恵社の展開から- 小池 桂
第9章 大正期博愛社における育児事業 -人格的平等と個別性の連関について- 水上 妙子
第10章 大正期石川県の地域的共済の可能性 -組織化と制度をめぐって- 元村 智明
第11章 昭和恐慌下におけるキリスト教と農村社会事業 杉山博昭
私の知識のおよぶところではない内容ですが、とても興味深く思っています。
なお、この書籍は
「平成19年度から平成21年度の科学研究費補助金を受けた『戦前日本の社会事業の現代的特質に
関する研究―社会・共同性を中心にー』の共同研究の成果である」
はじめに(元村智明)から
さて問題は私に読み通せるかですね。
肝心の関西社会事業史思想研究会の例会報告は改めてということで。
※京都・御所傍の新島襄旧宅
こういう基礎的な研究が足りないのですが・・
鹿児島には
あるのだろうか?
金城大学の
元村さんは
私がご一緒のとき
お世話になった。
*私が、実習委員長をしていた関係で。
池本美和子さんは
日本社会事業大学の学生の頃から
その勉強振りが知られていましたね。
いいふるされた言い草ですが
「世間は狭い」です。
コメントありがとうございます。
元村さんは長く石川県の社会福祉史を研究されておられるので、
先生とは面識がおありかもしれないとは思っておりましたが、
もちろん、ご本人にはお聞きしておりません。
先生のブログについて、元村さんにメールをさせていただきます。
さぞびっくりされることでしょう。
私はこの研究会の聴講生的な会員ですが、絶えず刺激を
受けています。
素晴らしい研究会だと思っています。