岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

100分de名著『日蓮の手紙』植村雅俊 解説が興味深い。

2022-02-14 10:30:13 | 

今月の100分de名著は『日蓮の手紙』です。

本日Eテレ午後10時25~50分放映です。

1回25分で4回構成で100分ですね。

岡山(備前)は法華宗、隣の広島(安芸)は浄土真宗が盛んです。

備前法華に安芸門徒と言われます。

では、備前と安芸の間にある備後はどうだったか。

こちらに記事があり興味深いです。

備前より先に日蓮宗に触れているという記述が見られます。

備後の中心は福山市です。

備後は吉備の国の一つだったことで岡山県(備中、備前)との繋がりが強かったことがわかります。

今回のコロナで広島市は岩国市(山口県)と同じ経済圏であることが理解されましたが対照的ですね。

前置きが長くなったしまいました。

この『日蓮の手紙』のサブタイトルは、

・筆に込められた仏心

・苦しみを分かち合い生きる智慧を伝える

とあります。

日蓮は、時の為政者である北条時頼に、正しい法と正しい政治の在り方を上申(立正安国論)したことや、

他宗批判もしたので攻撃的なイメージができてしまったのですが、鎌倉新仏教の中では抜きんでて筆まめだった。

約340通もの手紙が残っている。(植村雅俊氏)

 

この手紙について、100分de名著で話されます。

今夜です。

お薦めです。

 

お読みいただきありがとうございました

 

 

 



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