
夜中に起きて、観てしまいました。
このアルゼンチン映画もいいですね。
2001年制作ですが、日本公開は2009年です。
タイトルは、「オリンダさんのレストラン」という意味ですが、
原題は、「HERENCIA」
スペイン語で「遺産」を意味するとか。
舞台はアルゼンティンの首都ブエノスアイレス。
主人公のオリンダは、長年、小さなレストランを営んでいる。
イタリアから恋人を探しに来たまま、願いがかなえられず住み続けている。
もうそろそろ引退かと思い始めたある日、
ドイツ人の青年が訪ねてきた。
彼もまたアルゼンチンの女性を探していた。
その夜、安宿に泊まっていた彼は、現金や貴重品を盗まれてしまう。
頼れるのは、オリンダしかいなかった。
彼は寝る場所だけでいいから提供してほしいという。
オリンダは拒否するのだが、最後には食堂に寝床を提供する。
こうして、2人の生活が始まる。
ドイツ青年は、住み込みながら女性を探す日々に、食堂を利用する若い女性と恋仲になっていく。
オリンダは、毎日食事を摂りに来る初老の男性との長い関わりを想いながらも、故郷イタリアへの
望郷の思いを募らせいく。
この映画も音楽がいい。
アルゼンチンの音楽がちりばめられている。
今週はいい映画に恵まれたようです。