岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

鬼の城の石仏。

2023-05-20 09:09:55 | ゆる山 鬼ノ城

鬼の城エリアは古代の城跡と中世の岩屋寺参道沿いに多くの石仏が見られます。

西国三十三寺観音霊場巡礼が由来でしょうから平安期以降と思われます。

中心となるのは岩屋寺です。

雨天で湿気もありレンズが曇ってしまいました。

岩屋というだけあって大岩で囲まれています。

花崗岩の山です。雨に浸食されて多くの岩が露出しています。

周りには石仏が多くあります。

石で祠をつくっています。

八畳岩です

千手観音はよくわかります。

2体ずつあるのが微笑ましい。1体ではさみしかろうと優しき心。

犬墓山から鬼の城西門を望みます。

雲がだんだん高くなっていきます。岡山市方面も見えます。

倒木から生えてきた杉でしょうか。

ぎんりょう草です。

雨の中、草木や樹々が鮮やかさを増しています。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

ウクライナに平和を!

 

茨木のり子詩集より 切り抜き

ぼんやり過ごした一生

あぶはち取らずの人生

血まなこで何事か負い求めた生涯

それらひとしなみに皆同じであったとしたら

 


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