岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

AMDA速報 3 総社市・AMDA合同緊急支援 -九州豪雨被災者に対する緊急支援活動-

2017-07-09 07:12:33 | ボランティアとアムダ
緊急医療支援ボランティアAMDA(アムダ)からのメーリングリストの転載です。
 
 
■□□□ AMDAメールマガジン ─  救える命があればどこへでも
                                        2017年7月8日■□□□
AMDA速報 3
総社市・AMDA合同緊急支援 -九州豪雨被災者に対する緊急支援活動-
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 本日8日、総社市より第2次チームが昨日実施した調査結果をもとに
準備した物資を積み、朝倉市で活動しているAMDA・総社市・野口健
合同チームへ合流した。チームは福岡県朝倉市での物資支援を中心
に活動を実施した。
 暑さ対策として総社市より扇風機が準備され設置したほか、杷木中
学校避難所へ段ボールベッドの支援を行った。これは、熊本地震支援
における長期的な避難所支援の経験より導入を提案、受け入れられた
ものである。居住家屋が被災し自宅に住むことのできない方は、長期
的に避難生活が続く可能性が高い。避難者は高齢者が多く、立ち座り
の負担軽減を狙ったものである。また、ベッドの間に間仕切りを置く
ことでのプライバシー確保の提案を行った。
 孤立地区より自衛隊ヘリにて搬送されてきた80代独居女性は、「家
が流され、もう住むことができない。しかたないとは思うが、淋しい。
県外に息子が2人いて、長男が今こちらに向かってくれている。息子は、
自分の家に連れて帰ろうとするだろう。ありがたいことだが、できれ
ば今まで住んでいた地区に仮設住宅ができれば住みたいと思う。」と
話されていた。また、避難者の70代男性は「自宅が床上浸水し、立っ
たまま夜を過ごし朝になって避難してきた。」と気持ちを語った。
 平行してAMDAチームは、避難所での健康相談等のニーズ調査を実施
した。結果として、朝倉市内の医療機関は機能しており、市はそれら
の医療機関を利用するよう呼びかけていたこと、また市と県により保
健師が各避難所に2名体制で派遣を決定していることがわかり、直接的
な医療ニーズはないと判断した。
 現地で活動したチームは、今回お世話になった方々へ活動報告を行っ
た後、帰岡予定である。また、週末は再び雨の予想が出ているため引
き続き現地の状況を注視していく。

【AMDAからの派遣者】
・三宅 孝士(みやけ たかし)/理学療法士・調整員/AMDA南海トラフ
 災害対応プラットフォーム災害対策副本部長/赤磐市役所職員(赤磐市
 とAMDAとの連携協力協定に基づき、4月より2年間の予定でAMDA本部に
 出向中)
・松永 健太郎(まつなが けんたろう)/調整員/AMDA本部職員

【皆様からの募金を受け付けております】
■郵便振替:口座番号01250-2-40709
 口座名「特定非営利活動法人アムダ」
■楽天銀行 ロック支店(店番202)
 口座番号:7002547口座名:特定非営利活動法人アムダ
■中国銀行 一宮支店(店番188) 普通口座 番号:1347410
 口座名:特定非営利活動法人アムダ
■クレジットカード、PAYPALでの募金も受け付けています。
 詳細はホームページをご覧ください。

【お問い合わせ】
AMDAボランティアセンター
〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1 TEL:086-252-7700
FAX:086-252-7717
E-mail: member@amda.or.jp
http://www.amda.or.jp
 

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