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『現代ロシアの軍事戦略』小泉悠さん、読み終わりました。
知らないことばかりです。
ロシアの軍事と政治の必読書ですね。
はじめにのページで・本書を理解するための基礎知識が書かれています。ロシア軍についてです。
まず、構成から
・実勢90万人程度(定数101万人)
・徴兵約25万人(18~27歳男子国民義務、勤務期間12ヶ月)、実戦には駆り出さないという決まりだが侵攻要員になっていた。
・職業軍人約21万人(定年まで勤務する将校)
・契約軍人約40万人(契約によって限られた期間勤務する)
その他、各種学校生など(意味がよく分からないです)
組織
・3軍種 陸軍(SV)、海軍(VHF)、航空宇宙軍(VKS)
・独立兵科 空てい部隊(VDV)、戦略ロケット部隊(RVSN)、国防省直轄軍事部隊(兵站を担う他)
軍管区 ロシア全土を5つに区切っている。軍管区ごとに、統合戦略コマンド(OSK)と呼ばれる統合部隊を編成、それぞれが「ミニ・ロシア軍」として完結した作戦を行う能力を有する。
一方、戦略ロケット部隊や海空軍の戦略核部隊は、戦略抑止戦力(SSS)と呼ばれる。
最大の特徴は大統領(ロシア軍最高司令官)の直接指揮下に置かれている。
※今日のメディア報道では、側近はプーチンが怖くて正確な情報を伝えられていないとのこと。
とんでもない話で戦略核のボタンを持つ絶対者が「裸の王様」だということです。
続きます。
お読みいただきありがとうございました。