北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

「開運」とは縁起がよい

2006-08-18 23:02:20 | Weblog
 降れば土砂降りとは良く行ったもので、道内各所で大雨による警報が出されています。
 最近の雨は集中的に降る傾向があるので油断出来ません。

【縦割りの打破】
 北海道では7月1~3日にかけて阿寒湖畔~旭川~札幌というルートで日中韓観光担当大臣会合が開催されました。

 「観光」という行政分野は国土交通省のなかでも旧運輸省だった観光部が所掌するという事になっていて、そのため道内でのこの催しも北海道運輸局が主管となって開催準備を行いました。

 しかし、なにしろイベントの規模も大きく区域も広範な事から、同じ国土交通省と言う事で北海道開発局も全面支援という形で局レベル、地方支部レベルでの連携を果たし、無事成功裏に終える事が出来たのでした。

 それまでも北海道開発局と北海道運輸局ではなにかと会合を持ち、人的な交流に努め縦割りを打破して協力してゆこうという姿勢を続けていました。

 両者が集う会は、開発局の「開」と運輸局の「運」を合わせて「開運の会」という縁起の良い名前を付けて親睦を深めていたのです。ところがここ最近、特に北海道内でも観光にかける期待が大きくなった事で、より一層開発局と運輸局が同席したり連携をする必要が増してきました。

 そのような中での日中韓観光担当大臣会議での協力実績によってさらに親密度が高まったと言えます。

 そこで、お互いに「さらになにか一歩踏み込んだ協力をすることで道内の観光に貢献する事が出来ないものか」という考えを持ち、事務担当レベルで具体的な方向を模索し始めました。

 これまではそれぞれにそれまでの経緯や事情があって、調査の箇所や事業の連携などを事前に調整したりするという事が少なかったもので、それらの連携を深めたり、実際にそれぞれの予算を持ち寄って同じ対象区域で共同事業が出来ないものか、というところまでアイディアは膨らみます。

 かつての建設省と運輸省時代ならば考えられなかったようなアイディアでも今ならば互いが持ち寄り検討が出来そうです。

 同じ国土交通省の下部組織として、他の地域にも増して先駆的な協働を行う事で北海道の観光を支えられるように頑張りたいものです。これが出来ると画期的ですぞ。
コメント
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