北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

余市港で初めてのマメイカ釣りを堪能

2014-11-23 23:16:07 | Weblog

 

 釣りの仲間から「余市でマメイカが釣れているみたいですよ。行きませんか」というお誘いを受けて、勇躍余市へ。

 とはいえ、マメイカ釣りの道具も何ももっていないので、「まあ見学でもいいか」ととりあえず妻と一緒に待ち合わせ場所へ向かいました。

 余市では現地の知人の金ちゃんがいて、「なに、道具ないのかい。分かった、先に行ってて」と先に余市の港へ。先に着いたは良いけれど、余市港の午前中は冷たい風が吹きすさんで寒くて寒くてたまりません。


  【午前中は寒かった!】

 金ちゃんが追っかけ使える釣竿一式を貸してくれて、「マメイカの釣れ頃は夕方の3時くらいからだからまあ練習しておいて」とのこと。

 マメイカ釣りは、餌木(エギ)という魚に似せてつくられた針を岸壁からルアーの様にして投げ入れるのですが、「イカは餌木がすーっと沈むときに餌木に抱き着きますから、ときどき引っ張ってはまた沈むようにするのがコツですよ」と教えてくれました。

 最初は餌木を投げ入れても何の反応もないままにリールを巻き取っていましたが、そのうちにぐっと何か思い感触が手に来ます。

 (お?)と恐る恐るリールを巻いていくと、餌木に体長20センチほどのイカが目玉をギョロっとさせながら引っかかっています。

「やったー!」 初のマメイカ釣りに喜びと感動もひとしおです。


       ◆  


   【うちの奥さんも一杯ゲット】


 うちの妻もチャレンジしてなんとか一パイだけ釣り上げて格好がつきました。

 少しずつ釣りのコツをつかむうちに夕方が近づき、かかる確率も上がって投げ入れれば釣れるという面白いほど釣れ始めました。

 一緒に行った知人は、「帰ってから裁くのが面倒くさいからここで沖漬けにしちゃうんですよ」とジップロックに沖漬けの汁を入れて、釣れたイカを直接ここに入れてしまいます。
 帰ってから墨を絞り出すそうですが、「凍らせてシャリシャリで食べるとまた美味いんですよ」とのこと。は~、食べ物の世界恐るべし。


   【ジップロックで直接沖漬けに】
       ◆  


「小松さん、何匹釣れた?」「15ハイくらいかな」「いかったっしょ。俺の釣った分もなんぼか持って行ってね」

 金ちゃんが釣れたイカを何ハイもくれたので、ビニール袋に入れてありがたくいただいてきました。

 家に戻ってみると沖漬けにした以外にも全部で30パイ以上もあったので、まずは小さいながらもイカ刺しと、定番のイカメシ、それにゲソを使ったバター炒めにイカメシづくりで余ったお米でイタリアントマトピラフと今夜はイカ料理三昧。


   【マメイカ10パイ分、美味かった!】


   【イカゲソでトマトピラフ】


   【これまた最高】

 

 どこで誰が獲ったか分からない食材ではなく、自分自身や仲間たちが目の前で釣ったイカですから出自もはっきりしていて鮮度も抜群。

  どれも最高に美味しくて、自然も食材も友達も、全部全部北海道を心行くまで味わいました。 

 妻にイカのさばき方を教えてもらって、イカ料理が楽しくなりました。やれば分かるけれど、やらなくては絶対にわからない楽しみがありますね。


   【定番のイカメシ、小さくてご飯があまりはいらない(笑)】


   【味は最高ですね】


       ◆ 

 
「後はホッケ釣りとイワシですかね。こうやっているとすぐに春が来てまたフライが始まりますよ(笑)」

 うーん、海釣りの扉を開けてしまったのか…(笑)


   【余市港の夕暮れ】

 

コメント
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