北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

道具のメンテナンスもまた楽し ~ ツーバーナーの修理

2018-09-30 23:55:55 | Weblog

 

 今日の朝ごはんは、昨日さばいたサケの骨に着いた身をそぎとった、「サケの中落ち丼」

 酢飯にして中落にワサビ醤油を垂らすと、もう絶品です。北海道の秋を存分に味わいました。

 
    ◆


 さて、今日は前回のキャンプで不調が発覚した、コールマンのツーバーナーの修理です。

 キャンプ場で使った際に、火力の調整が大きくも小さくもできなくなったという事で、多分ジェネレーターの中で不具合が起きていると想像。

 ジェネレーターは直径8ミリ程度の鋼管の筒の中に、芯として直径2ミリほどの棒が入っていて、この芯棒は先が尖った針になっています。

 バルブを左に回すと芯棒が手前に引っ込んで圧のかかったガソリンが出ますが、右に回すとこれが針前に出てガソリンを遮断するという単純な仕掛けです。

 古いジェネレーターの鋼管を外すと中の芯棒が出て来て、やはり先が折れて取れてしまっています。

 ジェネレーターの先に詰まった針を取り出すと、やはり変な形に歪んでいました。

 そこで以前から買ってあった、予備のジェネレーターをとりだして、まずは芯棒を装着し、その上に鋼管をゆっくりと装着して強く締め付け。修理はこれだけです。

 交換マニュアルには、「芯棒を取り付けるときは、ねじ込んだ後に、もう1/4回転締め付けること」とかその一方で、「締め付けすぎると折れるので注意」と書かれていて、ちょっと心配になりましたが、なんのことはありません。

 芯棒をティッシュかぼろきれで挟んでペンチではさみつけて、バルブを回転させてやれば、はずすのも締めつけるのも簡単にできました。こういう知恵ってマニュアルには書かれていないものです。

 一応修理を完了して、ガソリンを入れずにまずは空気の圧だけかけてバルブを開け閉めしてみると、ちゃんと空気が出てきます。

 ガソリンを入れて点火すると、無事に着火。今度はバルブで火力の調整もできるようになりました。

 

 サブバーナーもちゃんと着きました。

 これで次のキャンプも大丈夫。

 道具が多くてメンテナンスには気を遣うのは、煩わしいことではありますが、しかしこうやって、「とにかく一度やってみる」ことで、経験値が上がるのもまた楽しいことではありませんか。

 故障やトラブルも、それを乗り越えるべき課題と思えば、生涯学習的な意味合いが出てきます。

 調子の落ちていた道具も、生き生きしているように見えますよ。

コメント
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