朝から大腸内視鏡の検査準備。
昨夜飲んだ下剤は早朝に効いていましたが、10時からは腸の中をきれいにするための水薬を飲みます。
この手の薬がすごいな、と思ったのは、10時に飲んだ水薬がちょうど1時間で効き始め、飲み終えた11時の1時間後にはピタッと便意がおさまったこと。
薬はここまで人間の体をコントロールできるものかと感心しました。
内視鏡検査では始まる直前に眠たくなる…というよりは、意識を失うような薬を点滴で入れてくれたので、検査の中身はほとんど覚えていません。
それでも腸の屈曲部にカメラを通すときは痛くて目が覚めたくらいですから、意識があったらかなり辛かったことでしょう。
検査の結果は、小さなポリープが二つ見つかったものの取るほどのことはないという判断で経過観察に。
便潜血の原因となるような部位は今回も見つからず、「よくあることですから心配しなくて結構です」とのことでした。あ~、良かった。
ちなみに、日本の大腸内視鏡技術は世界的にも優れていて、盲腸の方までしっかり検査してくれるのが当たり前になっていますが、そうではなく途中までしか検査できないような医療レベルの国も多いのだそう。
こんな優れた医療技術の恩恵を格安で受けられる医療環境、社会保険環境に感謝するばかりです。
この医療や社会保険を守るために、一人一人に何ができるのか。
しっかり考えて行動したいですね。
検査を終えて、胸のつかえが一つとれました。