いつも地方営業を一緒に回ってくれている同僚から朝方電話がありました。
「いやあ、GW中は寝込んでいました」
寝込んでいたとは穏やかではありません。
「一体どうしたの?まさかのコロナ?」
「それが、腕が痛くなったところでGWに突入して病院にも行けず…」
どうやらGWの始まりに体調不良になったようです。
「はじめはちょうど別な病院にかかっていた時だったのですが、最初は左の腕がピリピリする感じで、医師に話したら『うーん、頚椎かなあ』ってことでした。そこでGWになって病院が休みになったのでずっと痛み止めを飲んでいたんです。そうしたら腕に発疹が出て痛みも出てきました」
「GW明けに病院には行ったの?」
「昨日行きましたが診断はなんと帯状疱疹でした。腕にピリピリする痛みがあって元気が出ないです」
なんと帯状疱疹!そういえば数年前に実家の父も母もそれぞれ帯状疱疹にかかって苦しんでいたことを思い出しました。
特に父は顔面に発症したので一時は目の周りが腫れ上がって酷い顔になっていました。
私自身もときどき口の周りに帯状疱疹と同じウィルスによってヘルペスが発症するのでそのための常備薬も持ち歩いています。
なので、帯状疱疹は体内に潜んでいるヘルペスウィルスが突然暴れだすことで発症することとか、50歳以上になれば予防接種が可能なことは知っていました。
以前からうすぼんやりと(そのうち予防接種にいかなくちゃなあ)とは思っていましたが、同僚が発症した報せを受けてすぐにワクチン接種を受けることに決めました。
かかりつけの皮膚科の病院に問い合わせたところ「当院ではワクチン接種は行っていないんです」とのことだったので、ネットで検索をしてワクチン接種を謳っている市内の別の病院に連絡をしました。
幸いそこにはワクチンの在庫があったので、予約したうえですぐに駆け付けて接種を受けることができました。
何かの機会がなければなかなか一歩が踏み出せないものですが、同僚のピンチに目が覚めました。
◆
診察時にお医者さんに質問をしてみました。
「私は口唇ヘルペス予防の薬(パラシクロビル)を持ち歩いているのですが、帯状疱疹は同じウィルスと聞いています。そうするとこの薬でも効くのでしょうか?」
すると医師は「ええ、効きますよ。ただ一回に飲む量と回数、投薬期間が増えます。パラシクロビルだと、口唇ヘルペスの時には1回1錠で一日2回ですね。それが1回2錠で一日3回、一週間飲み続けることになります。薬を持っているならとにかく早く飲むことが大事ですよ」と教えてくれました。
口唇ヘルペスは出た次の瞬間に薬を飲んで増殖前に叩いてしまえばごく軽症で済むのですが、放っておくと完治まで長引くので時間との戦いです。
また予防接種も必ずしも発症を完全に抑制するわけではありませんが、重症化を防ぐという効果は期待できます。
ワクチン予防接種に対する考え方は人それぞれでしょうが、私はこれで健康バージョンアップを果たしたように思っています。
加齢とともに自分の体は変化し衰えてゆくことに気がつきましょう。
50歳は人生の折り返し点です。