先日不具合があるのが分かったポータブル電源。
メーカーに返送すればプログラムを修正して送り返してくれるとのことで、近くのコンビニへ持ち込んで着払いで送ることにしました。
「着払いの用紙はありますか?」
「ゆうパックになりますが」
「それで結構です」
そう言って用紙を受け取って、送り先の宛先を書き込もうとしてペンがないことに気がつきました。
「…ペンはありますか?」
「はいどうぞ」
普段だったら何気ない会話のはずですが、内心(しまった、自分のペンを持ってくるべきだったか)と申し訳なさが沸き起こってきました。
一応お店に入るときは手の消毒をしましたが、それにしても少しでも物を介した接触はしないに越したことはありません。
ペン一つでも自分のものを持参すればよかった。
『フヨウフキュウノ外出ハヒカエテクダサイ』
そう言っていればコロナが収まるわけではありません。
誰だって外出をせざるを得ない時がありますし、そのときはできるだけ気をつけて行動をしているはずですが、だんだん世の中のリーダーは細かいことを言わなくなって、大仰な事しか言わなくなってきているような気がします。
自分なりに、もっと小さなことにも気をつけて注意をしたいものです。
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それにしてもコロナ禍では、人と人が接することを避けさせるとともに、人同士がモノを共有・共用するシェアということも避けなくてはいけない状況が続いています。
誰が使ったかわからないものを使うということは不安です。
レンタルなんちゃらというビジネスはさぞ苦しいことでしょう。
マイボトル、マイカップ、マイペンなど、自分が使うものは自分で用意すべき時代、それがポストコロナということでしょうか。
気持ちの晴れない日が続きます。