この週末は道東の屈斜路湖でカヤックを楽しんできました。
去年もこの季節に屈斜路湖でカヤックをしましたが、この季節の良さと同時に昨年ここで仲良くなった放浪の旅人Kさんとの再会も狙っての旅でした。
Kさんはご自宅は関東地方にあるのですが、はいルーフワンボックスを改造したキャンピングカーで日本中を車中泊して歩いている強者。
夏になると涼しい北海道へ渡ってきて、道内巡りをしたのちにこの季節には屈斜路湖に長逗留をするのですが、事前にSNSで示し合わせたとおりにこちらで再会ができました。
Kさんがここ屈斜路湖へ来る理由は「水辺遊びができるから」ということに尽きます。
昨年はカヤックとサップ(SUP=Stand Up Paddleboard の頭文字から)を楽しんでいたとのことですが、「今年はサップだけにしました。カヤックは乗れるように準備するまでが面倒くさくて(笑)」
道内に湖はたくさんありますが、そんななかでもサップやカヤックを自由に持ち込んで湖面に漕ぎ出して遊べる湖のなかではここ屈斜路湖はピカイチの環境だと思います。
特に和琴半島という自然観溢れる半島を回り込むようにして漕ぎ出すと、ちょうど良いスケール感と豊かな自然、ここにしかない景観が楽しめます。
今回は「カヤックは初めて」という娘を乗せて和琴半島を反時計回りに一周、次に妻を乗せて時計回りに回ってきて湖面の景色を楽しみました。
特に、『ここならではの景観』の代表が「オヤコツ地獄」と呼ばれる高温の火山性蒸気の噴出口です。
そしてこの噴出口に生卵を置いて温めることでゆで卵が食べられるというのが大人気。
ところが今年行ってみると、湖の水位が昨年より50センチ~1メートルほど上昇していて、乗り上げられた浜辺が消えています。
卵を置くはずの噴出口も水没したところが多く、自然の思わぬ一面を見せられました。
昨日は朝日の様子もきれいでしたし、夕刻には湖面越しの夕焼けが素晴らしく、国立公園ならではの美しい風景を堪能しました。
今日も午前中はサップを指導するガイドさんと観光客や、ファミリーで楽しむ人たちなどが大量に訪れていました。
天気も良くて良かった。
札幌から行くにはちょっと遠いのですが、水辺アクティビティを楽しむためには行く価値のある屈斜路湖です。
屈斜路湖の魅力については後日詳報の予定。