もう何年も前から、私の実家へ行っても妻の実家へ行ってもテレビの音量が大きくなっています。
母も義母も、「お父さんの耳が遠いんだわ」と顔をしかめますが、父も義父も90歳を超えているので仕方のないことかと。
ただ正直なところ、どちらもテレビがついていると会話にはなりませんね。
そんなことを考えていると昨今、今度は私自身もテレビの音が聞こえにくくなっていることを感じてきました。
妻はそれほどのことがないようなのですが、私の方が聞こえにくくてつい音量を上げがちになります。
なにかこれを補う道具はないものかと考えていましたが、今回はテレビの音声をブルートゥースで飛ばすトランスミッターを購入してみました。
ブルートゥースのイヤホンは先日Aftershokzの骨伝導のものを買いましたし、以前に買ったものもあるので、これで繋がればテレビの音声をイヤホンで聞くことができます。
今回買い求めたのはアンカー・ジャパン社製のSoundsyncというもので、小型の送・受信機。
中身はこんな感じで、いろいろなケーブルが入っています。
USB電源で充電をしてテレビの音声を繋げて、あとはこのトランスミッターとイヤホンのペアリングをすれば聞こえるはずです。
充電を十分にしてからテレビと接続をするのですが、この製品にはAPDIFという光によるデジタル音声入出力端子がついています。
幸いテレビにも光端子があるので、今回はこれを使ってみましょう。
…とは言いながらこの端子が本体に入りません。(なんでかなあ)と思ったら、端子の先端の白いところはキャップで、これを外さないと入らないのは当然です(笑)。
【なぜジャックに刺さらない?】
【キャップははずさないとな】
自分自身恥ずかしかったのですが、これでまた一つ賢くなりました。
◆
とりあえずテレビとの接続を終えたら、真ん中のマルチスイッチを長押しして電源ON。
続いてイヤホンのスイッチを入れてペアリングモードにしたところでやはりマルチスイッチを長押しすれば…、おお無事に接続されました。
さて音は…、なるほどイヤホンだけの音だったらちゃんと音質も良く聞こえます。
テレビからの距離が離れても、耳元でちゃんと音が取れるのでボリュームを上げる必要はありません。これは使えます。
ところが…
テレビからの音を同時に出すと、テレビの音とイヤホンでは若干の時間差を感じます。
テレビ用を謳うネックイヤホンだったら遅延の少ないタイプもあるのでしょうが、この値段だと仕方がないかな。
でもこれで、無駄にテレビの音量を上げることはなくなったでしょうし、妻が何か違うことをしているときでも静かな環境でテレビが見られるようになりました。
光端子のキャップには笑いました。
時代についてゆくって大変だなあ(笑)。
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