北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

年越しそばを食べる意味 ~ 今年もお世話になりました

2020-12-31 19:11:02 | Weblog

 皆様こんばんは。

 札幌は大荒れの天気の予報を覆して、穏やかな夜を迎えています。

 今年も無事に終えることができそうで、お世話になった皆様にあらためて感謝申し上げます。

 今年を振り返ると、とにかくコロナに始まりコロナに終わり、まだその行く先が見えないというなんとも落ち着かない年になりました。

 私がブログで初めて「コロナウィルス」に触れたのは1月27日のブログでした。

 そのときは「中国でのコロナウィルス」の拡大でインバウンドががた減りをして観光業界外大変だ、でも今年は皆で流氷観光に行こう、という論調でした。

 今思えば暢気なものですが、それが2月1日のブログには、「中国の蘇州に赴任していた次女夫婦が緊急帰国することになったけれど日本に家がないので我が家に転がり込むことになった」ということが記されています。

 
 この期に及んで心配事が二つになりました。

 一つは2月末にニューカレドニアで挙げようとしていた次女の結婚式が大丈夫か、ということ。そしてもう一つはゴールデンウィークに計画したスペイン旅行でした。

 もちろんスペイン旅行は行けるはずもなく中止。

 一方次女の海外での結婚式は、出国できるかどうか、また出国したら再入国できるかどうか、といった様々な瀬戸際を乗り越えて、奇跡のように挙げることができました。

 おまけに南国での海外旅行を楽しむこともでき、今年一番の思い出になりました。

 しかしそこから先は旅行はおろか、マスクや消毒液などの予防グッズが品切れとなるなど、日常生活にも様々な制約が加わり始めました。

 利便と効率を考えると、モノは人件費の安いところで生産して流通を効率化すれば良いと思ってきた日常生活のサプライチェーンが切れたことに愕然としたのは私だけではありますまい。

     ◆

 今年を振り返ると、まさにコロナウィルスに振り回されて、いかに自分たちの日常が平穏を前提とした危うい綱渡りだったのかを思い知らされたように思います。

 こうなった今からできることは、

①まずはとにかくコロナに感染しないように注意をすること。

②コロナによって疲弊している皆さん、医療関係者、被感染者、行政、各種業界などを批判するより支える側に回ること。

③リモート技術や様々な予防措置を求められるなど、やコロナによって変質した日常に、努力して頑張ってついてゆくこと。

④できればこの日常を記録に留めて、後世のための資料とすること。

 嘆くばかりではなく、そこから生まれる何かに期待をする2021年にしたいものですね。


    ◆

 
 今日は年末恒例のお蕎麦を打って、親戚へと配ってきました。

 年末にそばを食べる習慣は、江戸時代に定着した風習と言われますが、「細く長く」という長寿・延命を願う気持ちのほかに、蕎麦は他の麺類よりも切れやすいことから、「今年の厄災を断ち切る」という意味もあるといわれます。

 コロナの厄災が早く断ち切られることを願って蕎麦を食べましょう。

 それでは皆様、良いお年を!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 時間は作れない、みつけよう | トップ | あけましておめでとうござい... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事