今日は岩見沢から始まって滝川~深川と空地方面へのあいさつ回りに行ってきました。
昨年末までに例年の3倍ほどの大雪に見舞われてちょっとした騒ぎになっていた岩見沢ですが、事前の天候情報では、今日はそれほど雪は降らないだろう、ということで少し安心しながら出発しました。
岩見沢では雪下ろしをしている屋根の雪の量が多いことに驚きましたが、道路の運搬排雪は進んでいて、雪対策は進んでいるという印象でした。
そこから北上して滝川へ向かうために高速道路に乗ったのですが、その時点ですでに時速50㎞の速度規制が入っていました。
降雪によるスリップ防止かな、と思ったのですが、途中から天候が急変。
ほんの10m先が見えなくなるような降雪に見舞われてとてもスピードを出せる状況ではありません。
左右の雪壁がどこにあるのかもよく見えず、さらにはライトをつけながら先を走る車の赤いテールランプもよく見えません。
それもそのはずで、どの車も雪を巻き上げて車の後部が雪まみれになっているからです。
強い風による猛吹雪で視程が悪くなるということは何度もありましたが、風がほとんどない中でしんしんと降る雪のために周りが見えなくなるという経験は記憶にありません。
ようやくの思いで目的のインターチェンジにたどり着いて高速道路から降りましたが、下の道も全く同じでやはり前を走る車の姿がおぼろげにしか見えない状況がずっと続きました。
やがて高速道路は「吹雪のため通行止め」ということになりましたが、(風のない吹雪もあるんだな)と、吹雪という単語の印象が変わりました。
この手の雪で前が見えないときは、オートクルーズによるレーダーで前の車との距離を保つ、という裏技があるのですが、それもレーダー電波の発信部分に雪がたまると作動不能になってしまいます。
すべてのあいさつ回りを終えて、道路を南下して札幌方面に向かうと、あるところから急に晴れ渡り、まるで今まで夢を見ていたような錯覚に陥ります。
【この間5分くらいでこの天候の変化】
雪国をもう40年以上ドライブしていますが、そのなかでワースト5にはい
るくらいの怖い思いをしました。
明後日くらいから札幌もついに今冬一番の大雪予報が出されました。
雪国のドライブはときどき怖い思いをすることがあります。
雪の時は家から出ないこと、まして車は使わないことが一番ですね。
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