北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

「走れ、走れ!」 ~ あわや大失態

2025-01-22 22:23:57 | Weblog

 

「ちょっと知人の会社の会合があって人が集まりますので、そこで10分間だけお話をしていただけませんか」という依頼を受けたのは年末の12月のことでした。

「はい、いいですよ」と心やすく引き受けた私。

 年が明けてからは担当の方と、どんな形でどんな話をしますか、という打ち合わせを一回、また直前の先週にはその上司の方も来てくださって、細かい進行の打ち合わせをしたところでした。

「10分ということで短い時間なので、スライドや映像などは使わずにパンフレットを渡して頂ければそれをネタにしてお話します。せいぜい話題は3つくらいでしょうか」

 会合の開催されるホテルは職場から近いので、タクシーなどは使わずに歩いていくことにして、時間も打ち合わせておいたのでした。

 その会合は明日のはずだったのですが、いや、私の中では明日だったのですが、会合が始まる5分前に担当の方から電話が来て、「あのう…、まだおこしいただけませんでしょうか」という声。

「えっ!明日じゃなかったでしたっけ?」「いえ、今日これからです…」

「申し訳ありません、今から向かいます!」


 まあ、走った走った。人生で久しぶりに心臓が破れそうなくらい全力疾走をかましてホテルへと向かいました。

 ホテルの一階に走り込むと、「会場はお二階です」と言われ、エスカレーターに乗り込もうとしたら、「あ、クロークをご利用ください」と言われ、(うお、この10秒がもったいないぜ)と思いながらコートをクロークに投げつけ、番号カードをもぎ取るようにしてエスカレーターを駆け上がりました。

 二階でようやく担当の方と落ち合うことができて、「面目ありません、失態で宇」と平謝り。

 幸い予定時間を一分過ぎたところで会場に入れたので、そこからは何食わぬ顔で与えられた時間分のお話ができました。

 直前の打ち合わせでいただいたメモには、確かに開催日は今日になっているのですが、私の手帳には会合の予定は明日の予定として書きこまれていて、全く開催日を疑うことはありませんでした。
 
 いやあ、久々の大失態を演じるところでした。いや、演じたのか。


 実は昨日から今日にかけて一泊の主張を入れようかどうか迷って、入れずにいたのですがなんともそれが幸いでした。

 これで出張など入れていたら本当にとんでもないところでした。

 会場が走っていけるところで本当に良かったなあ…。ふー

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