今まで使っていたパソコンが購入から4年を経過して機器の更新を検討してきました。
私はスマホよりはパソコンの世代なので、仕事でも趣味でもどうしてもスマホよりはパソコンに頼ることが多いのです。
今使っているパソコンがに時代遅れ感が出てきたのは、OSのwindows10のサポート終了時期が近づき、11に更新すべき時期が近付いていることや、生成AIの利用が当たり前になってきたことで、チップセットに新しい機能を加える方が良いといったことが挙げられます。
また今のパソコンにはいろいろなソフトを入れすぎていて、パソコン本体に内蔵されているWIFI機能やBluetoothが使えなくなったりしていろいろな機能不全も目立ってきていることも気になっていました。
我が家にはもう一台家庭用のパソコンもあるのですが、そちらの方はなお古くいよいよ寿命が近付いています。
そこで今使っているノートパソコンを家庭用にお下がりすることにして、私用に新しいノートパソコンを購入することにしました。
注文はネットで行いましたが、受け取りは社員のいる店舗で受け取ります。
やはり何かの時にサポートをしっかりしてもらえるショップが良いと思っています。
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今回もいつものパソコンショップが売り出しているノートパソコンの品揃えの中からベースとなる組み合わせのものを選んで、それにメモリやSSDなどのストレージを機能強化し、さらにオフィスソフトも最新のものを導入することにしました。
夏くらいからどういう組み合わせにするか検討を始めていたのですが、今月からMicrosoft Officeが2021から2024に変わっていたので、少しだけ待った甲斐がありました。
今回のパソコンの優れている点は、情報処理チップに特化したAI専用の「NPU(Neural Processing Unit)」というエンジンを搭載していることです。
これはAI推論処理を専門に行うプロセッサーで、これまでのメイン処理のCPUと画像処理のGPUに新たなAI専用エンジンが加わって、より高度・高速・低電力で情報処理を行えるという振れ込みです。
生成AIなど新しい情報処理時代の海を航海して行くためには最新の船が必要といえるでしょう。
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今回はサポートサービスも購入していて、購入ショップで初期ソフトのインストールを行ってもらいました。
Windows10以降、新しいパソコンは使えるようにするまでに、「Microsoftアカウント」による本人確認が結構面倒くさくなって、サポートなしでは不安だったのです。
今回もショップから「店頭に届きました」という連絡を受けて先日取りに行きましたが、その際に「マイクロソフトアカウントはわかりますか?」と言われました。
前回購入した時にその前からアカウントの引継ぎに失敗した苦い経験があったので、マイクロソフトアカウントはしっかりとメモをもってセットアップに臨みました。
最近のWindowsのパソコンを購入するならば「マイクロソフトアカウントだけはしっかりとメモしておけ」は鉄則です。
これを忘れてしまって「仕方がない、新しいのをつくろうか」と思っても、同じ名前、同じ電話番号の人が違うアカウントをつくろうとしているのは詐欺ではないか、と疑われてしまい、本人なのにアカウントが作れないというトラブルになりかねないのです。
アカウントによる本人確認が主流となった現代社会ではIDとパスワードの管理は学校で教えるべきというくらいに必須の常識と言えるでしょう。
その代わりに、アカウントさえ正確ならばパソコン更新と情報の移行は非常に楽です。
今回もアカウントでのwindows11の導入には成功、その後もオフィスソフトのダウンロードで再度本人確認が行われますが、それは登録しているメアドか携帯電話のショートメールで確認が届き、それに確実に応えることで作業がどんどん進んで行きます。
店頭で1時間ほどで新規パソコンのセットアップとオフィスソフトの導入までが完了です。
おまけにこの時点でマイクロソフトが把握しているパソコン情報がそのまま新しいパソコンに移植されていて、ブラウザのEdgeの中身は古いパソコンのものがそっくりそのまま移されています。
メールも使っているOutlookの設定はもちろん、これまでのメールなども全て新しいパソコンでアクセスできるようになっていて、ストレスが全くありませんでした。
この便利さには感心するばかりですが、逆に言えば私の情報の多くをマイクロソフトに握られているということの裏返しです。
現代社会で多用されるアカウント制への認識は、日常の便利さを大きく左右する大事な知識と言えるでしょう。
さあて、あとは各種のソフトをいれなくちゃ。
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