尾籠な話ですみません。
おしっこをする際に尿道が痛くなって病院に行き始めたのが1年半前のこと。
原因は加齢からくる前立腺肥大とのことで、治療方針は大きく二つ。
一つは投薬で、もう一つはドクターが「メンテナンス」と呼んでいる物理的に狭くなった尿道を押し広げる、尿道拡張施術を一定期間ごとの行うことで様子を見ています。
こうした施術の効果がどうなのか、ということを見える化するのが検査です。
「次回は尿流量測定検査を行いましょう」と予告されて迎えた診察の日。
診察は9時半からなのですが、「おしっこをできるだけ溜めて来てください」と言われて前夜から緊張です。
朝起きておしっこを全部出してしまうと9時半からの検査では「おしっこの量が足りません!」と言われてしまうかもしれません。
一方で溜めすぎると検査の時間まで膀胱がもたなくなるかもしれません。
どれくらいの量のおしっこを貯めつつ病院へ向かえばよいのかのちょうど良い感がわかりません。
迷った末に、朝一番のおしっこを半分くらい出すところで止めて我慢、そうしてから普段通り朝ご飯を食べ、コーヒーを飲んで9時半を待ちます。
内心、(コーヒーなんて飲んだらよりおしっこをしたくなるのじゃなかろうか、我慢すべきか)という葛藤がありましたが、え、ままよ。
実際には若い時に比べると尿意を催すインターバル時間が短くなってはいるものの、そこからも結構我慢はできるものです。
受付を終えて待合室で待っている間も尿意は増して、なんとなくもじもじした感じでいましたが、ちょうど良いタイミングで看護士さんが「じゃあこれから始めましょう」と声をかけてくれてほっとしたのでした。
◆
尿流量検査は普通にトイレでおしっこをするだけです。
場所は広めのトイレルームに一見普通のウォシュレットのトイレ便器があるところですが、便器にメーカーが用意した尿を集めるじょうごの役割をするプラスチックのアタッチメントを取り付けてあり、そのまま便座を下げて用意します。
おしっこは立ってしても良いし座るのも可。
その状態で、壁にあるスイッチの「測定開始」というボタンを押してからおしっこをするだけ。
その原理はトイレ便器の水位変化をセンサーで測定し記録するという仕組みなのだそう。
技術の進歩のおかげで、様々な医療機械も進歩していることを感じます。
◆
検査の結果は、これまでの治療が功を奏して正常に近い値がでているとのことで、今まで通り毎日きちんと薬を飲み続けることですね。
自分の健康は自分で守りましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます