先週一週間を費やした我が家の浴室のリフォーム。
月曜日に始まって土曜日の夕方には終わるはずだったのですが、土曜日の最終工程を前にしてなんと入口にあってはならない1センチほどの段差があることが判明。
どうやら現場で作業をする大工さんと浴槽ユニットの職人さんとの間で意思の疎通に齟齬があって、段差ありの前提で作業をしてしまったようです。
バリアフリーの浴室なので浴室に入るのに段差があってはならず、この段差修正が必要になる手戻り発生。
しかしもう段差ありの前提の寸法で浴室扉の木製枠組みができていて、天井と木枠の間のボードも張っているほか、浴室そのものも本来あるべき姿から全体に1センチほどレベルが上がった状態で施工されていたために、この床全部をたった1センチと言えども下げなくてはなりません。
【段差が修正された後】
この手の工事って、まっさらな状態から完成に向かう前提で工程を組んでいますが、一度施工してから間違いが見つかると、今まで作った部分を一度外してからやり直すという二重の手間がかかるので実に厄介です。
本来ならば、現場の職人同士で疑問が生じたことは現場監督に問い合わせて指示をもらって進めるべきなのですが、今回はちょうどその施工時に監督の立場の人間が居合わせなかったことが災いしました。
土曜日の夜に終わるはずだった工程を今日の夕刻まで伸ばしたは良いものの、設備屋さんに配管をいじってもらって、ユニット屋さんは浴室の床下に入って1センチを下げるのに苦労して、並行して大工さんが入り口の木枠の造作を直すという、狭い空間に複数の職人さんが入り込んでのカオスな状態に。
それでもとりあえず手戻りを乗り越えて、なんとか夕方にはクロス屋さんが最終のクロス張りを行い、美装屋さんが養生の撤去と清掃までしていってくれました。
ところが「じゃあ今日はお風呂に入れますね」と訊くと、「申し訳ないんですが、コーキングが固まり切っていないので、今日もう一日だけ我慢していただけないでしょうか」とのこと。
施工時間のずれのしわ寄せで、お風呂に完璧な状態で葉入れるまでには至りませんでした。
まあここまで来たら、この一日を焦って不具合を生じさせたくもないので、もう一晩だけの我慢です。
【中はきれいになりました】
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