北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

幌加内新そば祭り無事終了 ~ 今年は千食超えました

2019-09-01 23:01:37 | Weblog

 幌加内新そば祭りが無事終了しました。

 このイベントの時は、たいてい金曜日の夜に幌加内町に乗り込みます。

 幌加内町の中でわがチームが借り上げている宿泊場所に転がり込んでそれから二泊して早朝からイベントの準備をするのです。

 今回も初日、二日目と朝4時起きで蕎麦打ち部隊は5時から蕎麦打ち開始。

 我々売り子の部隊は、5時半くらいから汁や種物の準備を行います。

 私は今回も二日にわたってカボチャのてんぷらを揚げまくっていましたが、学園祭のようなノリでまあそこが楽しいのです。


 ところが今年は天気に悩まされました。

 ここ幌加内町は、時折南西から北東に向けて強い雨雲が移動する通り雨が発生するのですが、この土日もその通り雨がやってきました。

 ひどい雨がザッと来たかと思うとそれが止み、(にわか雨が過ぎたか)と思ったらまた雨が来る、という悩ましい天気です。

 蕎麦売りのスペースは大きな三角屋根のテントを横に二つ並べてスペースを確保してくれているのですが、ちょうど真ん中の部分は三角屋根の雨が集まってくることになります。

 雨が作業台の上に落ちると衛生上も問題ですが、てんぷらでは油が跳ね上がって危険です。

 そこでてんぷらを担当する私のてんぷら師匠は、透明パイプを半切りにした雨どいを持参しています。

 天気が悪くなることは予想しても、ここまで気を使って準備をしているところは他にないのじゃないでしょうか。

 今回も、テントの真ん中に集まる雨をしっかりとコントロールして床に置いたバケツに導くことができます。

 今日の日曜日も午前に時折ものすごい雨が降って大変だったのですが、雨を無事に防ぐことができました。

 てんぷら師匠は機械系の会社の社長さんなのですが、「今までも用意していたんだけれど、今回くらい的確に雨どいが効果を発揮したのは初めてだわ」と笑っていました。

 技術屋さんはやはり備えの気持ちと準備万端です。


    ◆


 お昼くらいからは天気も晴れあがり、ようやく客足も一気に集まって蕎麦待ちの長蛇の列ができました。

 結果的に、初日は660食とちょっと期待外れでしたが、今日の日曜日は1015食を売り上げたそうで、久しぶりの1000食超えとなりました。

 てんぷらは今日だけで600食を超えたそうですから、私もかぼちゃのてんぷらを600個以上揚げたことになります。

 朝5時半から3時までほとんどすわることのない立ち仕事で足腰ががくがくですが、チームで何かを成し遂げるというのは楽しいものです。

 友達も何人かやってきて声をかけてくれました。

 ありがとうございました。


 

  

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