北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

パークゴルフ交流

2008-11-20 23:06:29 | Weblog
 名古屋から東京へ帰ってくる途中で、掛川で途中下車。ここでパークゴルフ場をつくりたい、というので、パークゴルフに詳しい専門の業者さんと一緒にプレゼンテーションをするのです。

 パークゴルフは北海道生まれのゴルフに似たゲームですが、距離も短くて大きめの玉を転がすだけなので、誰でも簡単に参加でき、本場北海道では特にお年寄りたちに大人気。
 週に何度も参加する人たちもいて、芝生の上を歩くことでどんどん健康になるという魔法のようなスポーツです。

 パークゴルフは北海道で生まれましたが、今や日本各地にパークゴルフ場が出来、大人気。掛川でも札幌に視察に来た際にその人気ぶりを見て、どこかでやれないものかと問い合わせが来たのです。

   *    *    *    *    *

 今回のプレゼンには千葉県の業者さんと一緒にお訪ねをしましたが、千葉県では最近酒々井町(しすいまち)に大きなパークゴルフ場が開園したのだそう。しかもこの開園式には千葉県の堂本知事と北海道の高橋知事からお祝いのメッセージが届いたのだとか。

 わざわざ知事からのメッセージが届いたそのわけは、成田空港と北海道の間でパークゴルフ場を介した交流を進めたいという狙いがあるのだそう。

 パークゴルフが盛んになれば、千葉からはパークのメッカとして北海道へのツアーが増え、逆に冬の間は冬でも出来る千葉県へのツアーが増えることが期待されています。

 静岡県でも富士山空港がもうすぐ開港。北海道と静岡の間でパークゴルフ交流が進むと良いですね。
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携帯電話がない!?

2008-11-19 23:49:38 | Weblog
 今日(水)と明日(木)は、名古屋方面への出張です。名古屋は久しぶりだなあ。

 中部圏の現場を見せてもらい、地元の自治体の方などとお会いしてから名古屋市内で関係者と懇親会。訪問先ではお金を落とさなくてはね。

 しかし名古屋での話題はトヨタ自動車の減収による景気への心配ばかり。世界経済の縮小は、地域の税収や景気への影響が大きそうです。

    ※    ※    ※    ※

 さんざんお酒を飲んで、ホテルへ着いたところでベッドで寝込み、深夜になってから目を覚ましました。

(おっと、いかんいかん、携帯電話を充電して寝るか…)と、見回すと携帯電話のホルダーはあるものの、電話が見あたりません。

(あれ…、どうしたんだっけ?)電話をどうしたのか全く思い出せません。

(一次会?二次会?あれ~、携帯なしでホテルへ戻ってきたのかなあ…?)そんなばかな、と思いながら見あたらないので仕方がありません。

 部屋の中にあれば呼び出し音が鳴るかと思って、自分の携帯電話に部屋の電話から掛けてみても、「録音サービスにおつなぎします…」という機会の女性の声がするばかりで、部屋の中では呼び出し音がしません。
 部屋にはないか…。
 
    ※    ※    ※    ※

 二次会の場所はホテルの近くだったので、深夜でしたが服を着替えて訪ねてみることにしました。外は寒い。

 お店はまだ開いていて、「携帯の落とし物はありませんでしたか?」と聞いてみました。お店では一生懸命探してくれましたがやはり届いていません。ここじゃないんだ。

 一次会のお店はもう閉まっていたので、きっとそこだろうと思うことにして、ホテルに帰りました。携帯がないのは不安です。誰かにもっていかれているようなことはないだろうなあ。

    ※    ※    ※    ※

 翌朝(木)になって、朝食を取りながら一緒に行った同僚に「いやあ、携帯が見あたらないので、昨夜の懇親会の場所だと思うんですよ」と言うと、「いや、昨夜は一次会が終わった後に電話していましたよ」という目撃証言あり。

「え…そうだっけ?」ますます分からなくなったのですが、もういよいよ仕方がないので、携帯電話の番号停止に踏み切ることにしました。

 家の妻に電話をして番号停止の際の連絡先を聞いて、鬱々たる気持ちでそこに電話をしながらホテルの部屋のカーテンを開けると、「あ、あった!」
 カーテンの外の窓際に置かれています。

 その瞬間に昨夜、夜のサッカーワールドカップ予選を録画しようと思ってアンテナを伸ばして電波の良い窓の外に置いたことを思い出しました。

 しかも、そのままにしていたので電池が切れてしまい、繋がないし目覚ましも鳴らないということになったわけ。誰に聞いたって分かるわけはありません、ひー、情けない。

     ※    ※    ※    ※

 結局今回の教訓は、記憶を無くすほど呑んでは行けない、ということと、いざというときの電話番号をメモしておくこと、でした。

 それにしても携帯を無くすとどれくらい焦るものか、ということがよくわかりました。ふー。 
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処世の術は謹倹譲

2008-11-18 23:53:57 | Weblog
 報徳について話をしてくれませんか、という依頼があって、二宮尊徳先生の本を慌てて読み返しました。今日は「二宮翁夜話(上)」をパラパラとめくります。

 「処世の術は勤倹譲」という一節がありました。前文をご紹介しましょう。

 【処世の術は勤倹譲】
 翁の言葉に、世間一般に貧富・苦楽といって騒いでいるが、世の中は大海のようなものだから、波があるのは仕方がない。ただ、水を泳ぐ術が上手か下手かの相違だ。

 船を使って便利な水も、おぼれ死ぬ水も、水に変わりはない。時によって風に順風があり逆風があり、海の荒い時があり穏やかな時があるだけのことだ。

 だから水死を免れるには、泳ぎの術一つであるように、世の海を穏やかに渡る術は、謹と倹と譲との三つにつきる。

    ※    ※    ※    ※

 資本主義には経済の急速な拡大というバブル現象はつきものですが、経済という海を役に立つものとして泳ぐか、おぼれてしまうか、の違いだけで経済が悪いわけではない、と言い換えることも出来そうです。

 さて、そんな世の中の海を渡るには「謹倹譲」の三つに尽きる、と尊徳先生は断言します。

 謹(きん)=よく働くこと、
 倹(けん)=つましく倹約して生きること、
 譲(じょう)=人に、次に、世の中に譲ること

 この三つの考えを心に持ち続けることが良い世の中を作るもっとも大事なことなのです。

 バブル経済は不可避とはいえ、大きな被害を被ってしまった人たちにはこの間、倹と譲に難があったのではないでしょうか。

 別の段で尊徳先生は「謹倹譲はかなえの足」とも言っています。『かなえ』とは三本足の器のことで、一つでも欠けてはならないということ。

 今だからこそ心に響きますね。 
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日本の不動産に投資を

2008-11-17 23:52:17 | Weblog
 日本への不動産投資を誘導し、不動産市場の活性化を図るイベントmipimに参加してきました。

 

 イベントはだいぶ前に誘致が決まっていたのでしょうが、今日不動産市場も世界的な経済恐慌の余波を受けて、ちょっと元気がありません。

 そんななか、J-REIT(ジェイ・リート)と呼ばれる不動産証券が投資対象として安全で有利ですよ、といった話題をたくさん聞くことが出来ました。
 
 不動産それ自体は価値の適切な評価や売り買いなどが素人では難しいので投資対象としては株や投資信託に比べて見劣りがするのですが、それを証券化することで流動性を確保して普通の投資家に対して投資しやすくするのがREIT(不動産投資信託)というものです。

 そもそもこのイベントはフランスのカンヌで開催される、投資呼び込みのためのイベントなのですが、カンヌで日本を紹介しても関心を持ってもらうのが難しく、やっとのことで日本への誘致が叶ったというわけです。

  まだまだ日本では馴染みが少ない不動産への投資、それも東京への投資を増やしたいということで、世界都市の中での東京の有利さをどんどんアピールする場となりました。

 東京が世界都市の中でも有利なのは、上下水道、交通などの基本インフラが整備されていることや、治安が良く、金融制度インフラなどもしっかりしているといった点が挙げられるそう。

 それに対して不利な点を上げるとすれば、英語が一般的ではないことや飛行場との連絡が悪いことなどが挙げられるとか。なるほど、分かっているならやればよいのですが、インフラ整備は百年の計。長い歴史のどこかでリーダーが判断を誤ると禍根はずっと残ります。
 地道な都市環境の改善は根気の要る仕事なのです。

 プログラムは森ビルの森社長や安藤忠雄さんなどのお話などがあって楽しめました。

    ※    ※    ※    ※

 会場には森ビルさんが所有する東京の1/1000の模型が展示されていました。

 

 同じようなものをわが組織ももっているのですが、こちらはまさに家やビルの一軒一軒までが丁寧に作られているのと、標高の変化までもが作り込まれていて、その正確さにどぎもを抜かれました。

 

 森ビルの森社長はこの模型で、東京がいかに高度利用されていない都市であるかを説明して、都市再生プロジェクトを提案したことでも知られています。まさに百聞は一見にしかずで、東京の建物はまだまだ低いと言わざるを得ません。

 一見なんでもなビルでも、新しい耐震基準に適合しているかどうかは投資対象となるための重要な要素になります。

 東京が抱えるリスクとして気象災害や地震はおおきなものがありますが、阪神淡路大震災でも身体新基準で建てられた建物では一人も犠牲者が出なかったということもあり、日本はきびしい自然条件で鍛え上げられたとも言えるのです。

 都市の発展と改善は倦むことなく続けられるのです。
 
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【番外編】実は静かに国籍法の改正(悪?)が進行中…

2008-11-17 22:26:17 | Weblog
 既存マスコミでは田母神氏の参考人招致やら定額給付金の問題ばかりが目につきますが、その陰で国籍法改正が深く静かに進行中。そしてこれに対する熱い戦いがネット上で繰り広げられています。

 日本の国籍法は、日本国籍を有することが出来る資格を定めていますが、日本人が海外の女性に産ませてしまった子供の国籍に対して、最高裁が「子どもの国籍取得に対して両親の結婚を前提とする現法律は法の下の平等に照らしておかしい」という判決を下したことから、その改正法案が作られ、今国会に提出をされていました。

 ところがこれが実に酷いもので、父親が認知さえすればDNA鑑定などの証拠すら必要とせずに子どもの日本国籍を認めるという案になっています。

 しかもその事務は市町村が行う業務とされていて、違反に対する処罰も軽微なもの。これでは日本国籍が取りたくて裁判も多く行われている今日、認知する父親役をかきあつめる国籍ブローカーが暗躍しておかしな日本人が大量に発生するのではないかという社会不安が増大しています。

 もちろん、正当な認知であれば良いのですが、正当と不法を区別する方法が認知だけとはあまりにも安易。せめてDNA鑑定くらい義務づけて欲しいというのが、正直な感想です。


 ~以下wikiより~

その結果、国籍法・改正案は
日本人男性に認知してもらうだけで、婚姻関係の無い外国人女性との間にできた子供に対しても、・・・ 本人たちがそうだと名乗れば誰にでも ・・・日本国籍を与えることができる。 (結婚要件の撤廃)

発展途上国を含む海外の人間 ” 誰でも日本人になれてしまう ”法律となってしまいました。
 

■問題点
DNA鑑定等の科学的根拠が不要(DNA鑑定を設けていないの)で、日本国籍の取得が容易かつ無制限に可能。
出生後に認知された「子供」にも国籍を付与される = 満19歳で認知 → 国籍取得も可能   【補足 子供の定義:父又は母が認知した子で二十歳未満のもの】
罰則が20万円以下の罰金、懲役1年以下とかなり緩やかで、抑止効果は無きに等しい
科学的根拠に基づく証明手段がなく、自己申告である認知と聞き取り調査のみなので虚偽の申請を見抜く確実な方法が無い


結果:本改正案の悪用を防止することはかなり困難。

人身売買・児童買春などの悪質な犯罪に利用される可能性が高い。
本来日本国籍を持つべきでない者に対してまで不用意に国籍を付与するため、治安の悪化、国防を脅かす恐れも大。(日本にはスパイ防止法が無い)
真面目に収めてきた税金や年金を、不適当な者(偽装認知で国籍を取得した者とその家族など)(※1)の生活保護のために使われるのではないか、という懸念を残念ながら持たざるを得ない…


 元ネタはこちら→ http://www19.atwiki.jp/kokuseki/

    ※    ※    ※    ※

 報道においては、ねつ造や虚偽を記載することはもちろん許されることではありませんが、その陰で本来問題提起をするべき存在が、無関心のような振る舞いをすることも大いに問題でしょう。

 これに関したマスコミ報道に触れたことがありましたか?

 公務員は本来やるべき仕事を見逃したりしなかったりすると「不作為(ふさくい)」ということで処罰の対象となります。

 次の世代の国のありようを、日本国籍というありがたい資格からもう一度考えてみたいものです。



【参考】
 この問題は、党派を超えて与野党が複雑に絡んだ問題となっていて、
推進役の河野太郎自民党代議士もネット上で批判を受けています。

 「河野太郎議員、国籍法問題でmixiで炎上!削除で騒動拡大」
 http://www.tanteifile.com/newswatch/2008/11/15_01/index.html 
 
 「国籍法改正案、勇姿議員が慎重審議の申し入れ」
 http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-1602.html

 ネット上では反対のためのネット署名や議員へのメールなどが呼びかけられています。

 ううむ…、どうなる日本…
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戸隠蕎麦の名店「うずら屋」

2008-11-16 23:28:31 | Weblog
 朝食を終えて、再会を誓いながらペンション モン・セルヴァンに別れを告げます。

 スキーシーズン中はたくさんのお客さんをお迎えして、大いに汚してくださって結構。また以前よりきれいにしにやってきますからね。

    ※    ※    ※    ※
 
 さて、せっかくここまでやってきたからには周辺観光をしてから帰りましょう。まずは信州信濃町の道の駅「しなの」で途中下車。

 ここからは黒姫山が眼前に大きく広がります。右には妙高山も見えて、あまりのパノラマの広さに一枚の写真に納まりません。黒姫山だけご紹介しますね。

 

 

    ※    ※    ※    ※

 続いて、今日の最大の目的地、戸隠神社中社前にある、蕎麦の名店「うずら屋」さんへと向かいます。

 中社に着いたのは11時過ぎで、これならそれほどならばなくても大丈夫だろう、と思いきや…

 

 お店の向かいの建物でも雨宿りをする人多数…。

 

 到着順に紙に名前を書いておきますが、30~40分待ちとのこと。今日はこれが目的なので、なんとしても食べなくては。

 こちらのうずら屋さんが人気な訳は、蕎麦の美味しさはもちろんですが、並んで待っている人たちへの気遣いなど、お客さんへの細やかな対応もその秘密の一つ。
 外で待っている人たちのために、ジェットヒーターも用意してくれていました。

 

 結局小一時間ほど待って、やっとのことでお店に入店。私は温かい天ぷら蕎麦を注文してみましたが、えび天の大きな花にはちょっとびっくりです。

 

 お蕎麦も美味しくいただきましたが、蕎麦湯を持ってきてくれたときには、「温かいお蕎麦の方はこちらをどうぞ」と暖かい蕎麦を頼んだ私のために暖めた蕎麦ちょこを持ってきてくれました。この心配りがなんとも嬉しいのです。

 たかが蕎麦一杯のために一時間も並ぶとは都会並みの人気ですが、それだけの値のある蕎麦と言えます。

 今日も蕎麦を通じて幸せを分けてもらいました。 
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掃除は神様を探すこと

2008-11-15 23:39:27 | Weblog
 朝7時に起床。

 ペンション・モン・セルヴァンのご主人は、かつての職場の同僚。元々は地方公務員だったのですが、家庭の事情でここ妙高高原でペンションを始めたというわけ。

 そこでかつて袖すり合う縁をもった仲間たちが集まって、シーズン・インの直前にペンションの掃除に協力をしようと言いだしてこのツアーが始まったのが10年前のこと。メンバーは入れ替わっていますが、もう10年も続いているのです。

 掃除をする部屋は宿泊部屋が7つと食事をするダイニングルーム、トイレなどですが、窓ガラスや網戸は沢山あるし作業量の多いこと!

 私自身も参加するのは5回目くらいですが、参加するたびに汚れのポイントを見る目が肥えてきます。

 このような年に一度の大掃除が始まった頃は、それまで溜めに溜めた汚れを取り除くのに相当時間がかかっていたのですが、毎年続けるうちに、決まり切ったところの一年間の汚れはさほどでもないことが分かってきました。前年の仕事は翌年に立派に生きているのです。

 また掃除のスキルが低かったときは時間がかかっていた作業でも次第に要領を得るようになり、年々作業効率が上がり、同じ時間でもどんどん新しい箇所を見つけては掃除をするようになりました。毎年作業エリアが拡大しています。

    ※    ※    ※    ※

 昨年、今年は、先輩から私が掃除隊の隊長に任じられました。作業指示は私が出すことになるのですが、そんな私からのメッセージは、「掃除の心得は、『家具の後ろに隠れている神様を見つけること』です」というもの。

 今まで見つけられずにいた神様をどれだけ見つけることができ、きれいにしてあげられるか、ポイントというわけ。部屋の中を見続ければ、どこが汚れているかに次々気づきます。気づきさえすれば後はきれいにするだけです。

 

 作業を始めてみると、内線電話の裏やコードを縛ったところなど、至る所に神様がおわします。嬉しくなってしまいますね。

 また内業だけではなく、外回りを担当した一人は、立ち枯れたシラカバやミズナラをチェーンソーで除去するなど、内外で大活躍です。

    ※    ※    ※    ※

 作業は朝8時15分から始めて、昼食、二回の休憩をはさみながら夜7時まで続けられ、おおよそ大概のところの掃除を終えました。達成感と充実感満点です。

 一仕事を終えた後は、来年の再会を願いつつ乾杯です。渇いたのどにビールが旨い!

 年に一度くらいはこういう集いも良いものです。

 この掃除ツアーに参加すると、家の中の汚れを見る目が変わりますよ。  
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妙高高原のお掃除ツアーへGO!

2008-11-14 23:52:59 | Weblog
 今週末は、この時期恒例の妙高高原「ペンション・モン・セルヴァンお掃除ツアー」です。

 同僚の車で夜九時に九州から来る女性を羽田空港で待ち合わせて、そこから関越道、上信越道を経て妙高高原まで向かいました。

 途中は順調。現地に着いたのは午前様ですが、先に着いた二人が迎えてくれていました。

 今夜は一杯飲んですぐに就寝。明日は一日掃除三昧です。 
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銀座でミツバチを飼う ~ ギンパチプロジェクト

2008-11-13 23:42:16 | Weblog
 今日はローカルデザイン研究会の勉強会に出席。話題は、銀座でミツバチを飼っているというお話。

 講師は(株)紙パルプ会館の常務取締役という肩書きの田中淳夫さん、私とほぼ同年代の方です。




 この田中さん、3年前までは養蜂や農業などに全く興味がなかったのですが、ある養蜂家が訪ねてきて、「ビルの上で蜂を飼わせて欲しい」という要望を聞いてから人生が変わってしまった方なのです。

「銀座で養蜂?何をバカな」最初はそう思ったそう。ところがいろいろ話を聞いてゆくうちに蜂についていろいろなことが分かってきたのです。

 まず、蜂は環境指標動物と言われるくらいとてもデリケートな生き物で、農薬を使う農地では死んでしまって養蜂など出来ないのだそう。そして大規模な農地ほど農薬を使うので養蜂が向きません。

 また養蜂は作物や樹木の花から蜜を採取するというものなので、農家に農薬を使わないで欲しいという要求など出来ずにおとなしい農業であるとも。そしてそれだからこそ逆に銀座のような場所であれば農薬を使わないので蜂にとっては都合がよいのだそう。
 そこで銀座の高さ45mのビルの屋上で蜂を飼い始めたのだそうです。

 

 では一体何から蜜をとるのでしょうか、またそれほど取れるのでしょうか。

 実は蜂は4km四方が行動範囲といわれているのですが、この範囲の中には街路樹や桜並木、さらには日比谷公園や皇居があって、実に多様な花々が咲いているのだそう。銀座のハチミツは皇居から下賜されているといえるかも。

 最初は「50kgも取れれば良いですね」と言われていたのが、初年度の収穫が何と150kg、翌年は290kg、三年目は440kgにもなり、これは日本全国のハチミツ収量の0.02%に相当するのだそうですよ、それも銀座で!

 試食させてもらったハチミツは、季節によって桜のハチミツ、モチノキのハチミツ、など採取する植物によって風味が全く違います。でもすごく香りが良くて幸せな気分になりました。

 

 銀座のミツバチなので愛称は「GINPACHI」。ちょっと格好良いでしょ?

    ※    ※    ※    ※

 田中さんたちは取れたハチミツを自分たちだけで消費するのではなく、銀座の活性化につなげたいという活動を始めました。

 銀座のハチミツなので、「ギンパチプロジェクト」と名付け、取れたハチミツを銀座の老舗のお菓子屋さんやホテルなどに提供し、銀座で取れたハチミツを使ったお菓子や料理、カクテルなどが出来、これがまた話題を呼びました。

 蜜蝋も取れて、これは銀座の協会に提供してクリスマスの夜に炎を灯しました。

 田中さんたちは次第に食とは何か、環境とは何か、という問題意識が拡がり、さらにはシェフやバーテンダー、ケーキ職人など、地域から多くの人たちが面白がって参加してきたことで、関係性が膨らみ新しいコミュニティが作られていったのだそうです。

 田中さん自身、「大人が真剣になって遊ぶという姿を見てもらうことは子供達への教育にも良いことだと思います」と言います。

 この話を聞きつけて、品川区や多摩地区などでもミツバチを飼うプロジェクトが始まりつつあるそうです。ミツバチが取り持つ縁で、食、環境、人間の新しい関係が誕生し、素晴らしいムーブメントになりました。

    ※    ※    ※    ※

 いまやこのハチミツは東京中の話題になり、都内の有名なホテルからも引き合いが強いのだそうですが、田中さんとしては「まずは銀座で使ってもらうことが第一ですから、どんなに有名なホテルだからといって優先的にお譲りすることはありません」とも。あくまでも地域と地域のイベントにこだわっています。

 ちなみに養蜂で使われる蜂の多くは西洋ミツバチなのですが、これはダニや病気が蔓延して業界の問題になっているのだそう。これに対して田中さんたちは、従来飼うのが難しいと言われた在来のニホンミツバチを飼う技術を確立したのだそう。ニホンミツバチはそうした病気などに強いので、新しい可能性にも期待が集まっているそうですよ。

 一貫しているのは、生産することが幸せだ、という作り手が楽しむ姿勢です。

 ともすると機械的に種をまいて、機械的に栽培し、大手の流通に降ろすことでお金にはなるというのが大規模農業の姿ですが、この作業中心の農業をどうやって作り手の幸せにつなげるかという観点で、非常に面白く思いました。

 全国どこでもできそうですよね。あとはやるだけです。
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手帳の安全対策

2008-11-12 23:47:21 | Weblog
 職場で手帳が見あたらなくて大焦り。

 確か家を出るときに財布や定期と共に確認をしたはずなので、もしかしたら電車の中で落としたのかも…。うーん、気になって仕方がない。

 もう来年の手帳を買い求めてあるのですが、いろいろなネットサイトのIDやらパスワードなどを書き留めていて、この備忘録を新しい手帳に書き写さなくては、と思っていた矢先の手帳の行方不明。

 改めて大切な記録もフェイルセーフでどこかに保管しておくような安全対策が必要だと思い知らされました。

    ※    ※    ※    ※

 結局職場では手帳が見つからずに、ドキドキしながら家に戻ったのですが、手帳は居間のテーブルの上に置いてありました。あ~、良かった。

 今度からは各種の情報は手書きではなく、パソコンで作って印刷したものを貼り付けておくことにします。久しぶりに本当に恐い思いをしました。

    ※    ※    ※    ※

 田母神前空幕長を参考人として招いての国会の論戦。私は何が問題なのか不明だ、と書きましたが、すかっと説明してくれているブログがありました。

 「ねずきちのひとりごと」 ~田母神元幕僚長参考人招致でボコボコにされた浜田防衛相~
 http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-238.html

 ねずきちさんは、国会の論戦を見ていて、「野党よりも浜田防衛大臣の答弁が情けなかった」という感想を述べています。解説も的を射ていて、問題点がすっきりと理解出来ます。頭の良い人っているもんですねえ。

 しかし国会での議論がこの程度のレベルかと思うと、いささか情けなくなるのは私一人でしょうか。議論の結果で対応を導き出すのではなく、先に導こうとする答えがあるようなやりとりです。

    ※    ※    ※    ※

 なおこのねずきちさんのブログの今日のタイトルは~「田母神氏支持」、ネット調査で7割~というもの。
 http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-241.html

 livedoorではアンケート機能を使って読者の考えをアンケート調査していますが、田母神氏支持は73.8%で、退職金を返納すべきかどうかについては、返納すべきでないが73.6%という支持率でした。





 既存マスコミとネットの住人との間の意識の乖離が随分大きいことに改めて驚きます。

 一体何を信じたらよいのか。「まずは疑え」がここにもありました。

 
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