昨日の都市計画学会のセミナー会場で、参加者のおひとりから声をかけられました。
「あのう、小松さんでしょうか」
「あい、小松と申します」
するとその方は、市内の生涯学習センターでボランティアをしていると自己紹介をされたうえで、「実はネットで調べていて、生涯学習について一番詳しいのは小松さんではないかと思っていて、今日のこのセミナーに来ればお会いできるかな、と思ってきました」とのこと。
その方は、「できれば生涯学習についての講演もお願いしたいな、と思っているんです」とのことで、私のほうはどんな形でも、お申し出があればできるだけのことはします、とお答えをしました。
おそらくいろいろなキーワードで検索された中で、私のブログにたどり着いて、生涯学習についての文章にも触れていただいたのではないかと思います。
その方は、私のブログのコピーを持参されていて、「生涯学習の目的についても書かれていましたよね」とおっしゃいます。
とにかく何でも、書いて記録して、他の方が検索したり読めるようにしておくことにはやはり意味があるんだなあ、と深く感じ入りました。
一度も会ったことがないのに、すぐに核心に触れる話ができるというのも、事前に私のことを知ってくださっていたりするから、ということなのでしょう。
ネットって、ネガティブで危険な面があるということも知られていますが、それを理解したうえで上手に使えればやはり人と人をつなぐ便利なツールとして役に立つ、ということを改めて感じました。
人はこうやって新しい出会いを迎えて、成長していくのです。
ご縁がこれからもつながることを期待したい、そんな出会いでした。