北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

シーズン終盤のダム湖釣り~水位が下がると辛いんです

2017-03-11 22:25:18 | Weblog

 今日も定山渓ダムによるダム湖の、さっぽろ湖へワカサギアタック。

 今日のポイントは、湖の中でも最も下流部の場所で、行くのは初めて。多分季節的に今シーズン最後の札幌湖でのワカサギ釣りになることでしょう。

 今日は試みに、娘夫婦と4歳と2歳の孫を連れて行ってみたのですが、ベテラン向きのフィールドだったために、勝手が違って、楽しむところまでは行きません。

 湖面の雪も融けてかけてきていて、ズボズボとぬかるむような状態。

 氷はまだ30センチほどあるので、氷が割れて落ちるようなことはありませんが、氷の上に降った雪が凍りきれないので、先人が明けた穴の周辺はぬかるみになっているのです。

 孫たちはそんなぬかるみにはまり込んで泣き出してしまったので、釣りは断念。一度定山渓温泉まで送って、そこから先は私と妻とで釣りを再開しました。

 
 天気は素晴らしく良くて、もうこの季節になると太陽の光がさんさんと降り注ぐと、テントの中は暑くてたまらないほど。暖かい中での釣りはありがたいものです。

 しかし釣果の方はぼちぼちで、突き抜けた感じのないままに一日が終わりました。

 一緒に行った仲間は、最初に掘った穴が釣れないことに業を煮やして、テントごと移動を始めました。

 釣りは気の長いレジャーなんかじゃなくて、(どうしよう、こうしてみよう)という気の短い人がうまくいくものなんですね。


          ◆  


 さて、近くで楽しんでいた釣り人と話をしていると、「先週も来たんだけど、そのときから水位が7~8メートル下がってますね」とのこと。

 そろそろ雪解け水が流れ込んでくる季節になり、ダムは放流をして水位を下げておくのですが、このことは逆に、車を止める場所から釣りの場所までの高低差がさらに大きくなることを意味します。

 荷物を下ろすときはまだマシですが、帰るときに重たいソリを引きながら上って行くのは心臓破りの行軍です。

 それにしても、広大なダム湖にポツンと立つテントの姿は、ある意味北海道らしい広大な風景と言えるでしょう。

 昨日は東京にいて、今日は札幌の奥地のダム湖で釣りって素敵な人生です。

 自分の住んでいるまちを味わい尽くしましょう。

 

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説明できなければお金はもらえません

2017-03-10 23:30:32 | Weblog

 

 今日は東京で「舗装マネジメント研修」が開催されました。

 これは、昨年国土交通省から「舗装点検要領」という文書が出されたことを受けて開催された自治体職員向けの勉強会です。

 道路に付属する構造物にはいろいろありますが、おおきなところでは橋、トンネルがあり、舗装面も道路構造物に位置付けられます。これ以外にも看板だとかガードレールなどもありますが、大物と言えば、橋、トンネル、舗装の三つ。

 このうち橋とトンネルは、これが通れなくなると物流や交通が大変なことになるということから、しっかりとした点検要領が定められていて、5年に一度点検しなさいということになりました。

 しかし舗装に関しては、どこか「まあ傷んだといっても、走られないわけではないでしょう」ってな調子で、かっちりした点検要領が作られずにきました。

 国がまだそんな調子だと、地方自治体も舗装を修繕するという機運が湧きにくく、つい点検や修繕は後回しになってきました。

 しかしさすがにここへきて、日本中の道路の痛みが進行してきて放ってはおけなくなりました。

 舗装というと、つい表面のアスファルト部分の痛みが目について、そこがひび割れたりぼろぼろになったのならアスファルト部分だけを打ちかえればよい、と考えがちです。

 しかし表面が割れるとそこから水が入って、舗装はアスファルトを支えている砂利の層(路盤といいます)も傷めてしまうので、上だけ修理してもやがてまた割と早く傷んでくるということをくりかえしてしまいます。

 道路の痛みは、アスファルトだけではなくて路盤まで傷んでいないかということを見極めたうえで修繕計画を立てるべきなのですが、そういう細かいことを財政に説明して納得させるのがいままでは難しかったのです。

 今日のパネラーのお一人で北海道科学技術大学からお越しの亀山先生は、「説明できないことにはお金はつかないんです。だから今から修繕記録を蓄積して、一見痛みがそれほどではなくても、早めに修繕することが結局安上がりになるということを証明して説明できるようにしなくてはいけない。この点検要領ができて、ようやくその端緒ができた、ということなんです」と説明してくださいました。

 説明できないことにはお金がつかない。自分だけが直感的にわかるのではダメなんです。

       ◆ 


 その一方で、もう一つ今回の点検要領が特徴的なことは、修繕するかどうかの判断で「目視で良い」とされたことです。

 これまでは、ひび割れ率が40%とか、わだち掘れが40ミリなどといった基準が一応あって、それに至ったものは修繕するとしてきたのですが、この調査をするのに専用の検査自動車があってこれが非常に高価だったことが調査そのものを妨げている要因の一つでした。
   
 今回の改定では、そこの判断は道路管理者の裁量におおきく委ねたところがあり、簡便で安価な調査手法で現状を把握して調査計画を立てることができるようになりました。

 今日の研修会でも早速有名電機メーカーのT社が、ハンディカメラで道路を撮影した画像を送ってくれれば、その画面上のひび割れを計測してひび割れ率を見えるかしてくれるというサービスをプレゼンしていました。

 AIが発達してくることもあって、現状把握に様々な業界のアイディアと工夫が盛り込まれて、技術が発達ししかも安価になってくることが期待できそうです。

 
 もっとも、こうした努力によって修繕すべき箇所が把握されても、最後に予算がなくて直せない、ということも当然予想されます。

 北海道の人たちは我慢強いので、ちょっとくらい道路が悪くても「まあ国にも地方にもお金ないんだべさ」と我慢してしまうかもしれません。

 道路が悪くて、物流や観光が良くなるはずがないのですから、少しくらいは要求水準を高めるべきです。

 北海道の道路を良い形で後世に残してゆけるかどうかは、今の世代の頑張りが大事なのだ、ということを考えさせられた今日の研修会でした。

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うらやましいけど、住みたくない

2017-03-09 21:49:11 | Weblog

 

 明日東京で開催される舗装関係の講習会のために、東京に先乗り中。

 できるだけ薄いコートで来ましたが、東京は暖かくて、これだとちょっと恥ずかしい感じ。まあ東京は春ですね。

 羽田空港へ着くなり、スマホで目的地へ行くための一番安い路線を探し、電車に乗るときはICカードで素早く支払いを済ませます。便利を絵に描いたように、最小限のエネルギーで目的地に到着できました。

 そして、乗り降りの時は皆が順番を守り、大勢がランダムに動き回る駅前広場でもだれ一人ぶつかることはなく、一人一人が大きな秩序の中で、動きは整然。
 これが現代の「江戸しぐさ」かな、と思うようなスマートさです。

 しかし電車に乗り込んでくる人の多くが、花粉症なのかマスクをし、座席に座った女子高生はうつろな目でずっとブラシで髪をすいている。

 乗客は座席を鷹のような目でにらみ、座っている客が降りたら素早くその席を取りに走る。

 地方で暮らす目から見ると、病んでいるとまでは言わないまでも、やっぱり地方とは違う気がしてなりません。

 すべての無駄をそぎ落として、便利さを追求して暮らす都会の生活。

 果たしてそぎ落とした時間でいったい何をしているというのか。そいだ時間は本当に無駄だったのでしょうか。
  
 すべてを自分でコントロールできる社会にしすぎたら、神様が介在する偶然に導かれるような出会いもチャンスもなくなってしまわないでしょうか。

 地方にいると、(暮らしがもっと効率的で便利にならないかな)と思うこともありますが、その究極の姿が東京なのでしょうか。

 地方なりの便利や心地よさとのバランスがあった方が良いよね。

 今は本当に、東京で暮らさずに済むことを感謝している自分がいます。

 

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春は道路に穴があく

2017-03-08 23:21:00 | Weblog

 三月になり、暖かい日があるかと思うと寒い日が続いたりしています。

 「三寒四温」の今日この頃ですが、こうやって春が近づいてゆきます。

 暖かくなるのは良いのですが、この暖かさと寒さが同居するこの時期は、最も道路が傷む季節でもあります。

 一日の間に気温がマイナスからプラスへ、またはプラスからマイナスへと変化する状況を「ゼロクロッシング」と呼んでいます。

 このゼロクッシングの時期は、気温がゼロ℃を上下するたびに雪融け水が凍ったり融けたりを繰り返すことになり、そこへ車が走って重量をかけることでアスファルトが次第に弱って壊れて穴が開く、ということになります。

 道路のアスファルトも新しいうちは舗装の中に水が入るようなことはありませんが、やはり経年劣化により舗装の表面が割れてきたり、舗装の底面が割れてきたりすると、そこから水が浸入して破壊が進みます。

 

 水が氷ったり融けたりを繰り返すのが悪いので、凍った状態が続く厳寒の時期よりも、ゼロクロッシングのこの季節の方が舗装の痛みは激しくなり、三月は道路に最も穴が開きやすい季節です。

 国道や道道では、道路管理に瑕疵(かし)、つまりミスがあって道路を走る車が損傷するという事例が年間に約100件ほどあります。

 このうち、6割~7割が道路に空いた穴が原因なのだそうで、この時期はドライバーもぜひ気をつけて走行していただきたいものです。

 道路に穴が開く前に修繕ができると良いのですが、国の予算が苦しい中ではなかなかそれが許されません。

 一部には、JR北海道を救済するために道路の予算の一部を使ってはどうか、という声があるようですが、鉄路と道路ではその上を走る機能や細かなニーズが違います。救急患者は鉄路では運べないのです。

 そんな道路は道内に約9万キロある全延長の機能が維持しきれていないばかりか、将来の発展の礎となるインフラでもあり、決して潤沢にあるわけでもありません。

 もともと日本全国で収支を整えていたものが、分割されたために人口が少ないところの経営が苦しくなったことを思えば、儲かるところだけが儲かって、儲からないところへの再配分ができなくなった構造にこそ問題があると、私は思います。

 自動運転は、突然の道路の穴が避けられるのでしょうか。時代が進むといろいろなニーズが発生して、それに対応した品質や維持管理水準が求められそうです。

 

 注)図は北海道土木技術開舗装研究委員会発行のパンフレットからお借りしました

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未来のために「今」を生きるってこと

2017-03-07 23:52:01 | Weblog

 

 歳を取ったらわかることってありますね。

 幼い時に近くの子供たちと遊んでいたのは、小学校に入るための子供同士コミュニケーションの練習でした。

 小学校の義務教育から高等教育まで、「学生」という身分でいた時は、世界のすべてはクラスメイトとクラブの範囲。就職したらどういう世界なのかはまったくわかりませんでした。

 就職してからは職場で求められる仕事の能力を身に着けることに一生懸命になり、先輩後輩や、仕事での関係者が主な付き合い相手になりました。

 幸い、転勤が多かったことや地方自治体での仕事など、様々な立場や場所を経験させてもらい、そのおかげで人生観が広がってゆきましたが、良い意味で「今を一生懸命に」生きていることで、世界が広がらないことってありそうです。

 
 そうして現役を離れてリタイヤに近くなってくると、身につけておいて良かったスキルや素養、もっと頑張っておけばよかったことなどにようやく気が付いてきます。

 この先に何があるかなんてわからないのですが、これから先にきっと役に立つように、本を読んだりスキルを身につけたり、友達と付き合ったり、腹を立てずに人には尽くすような、自分自身の生き方を整えておくべきです。


 私は漠然と、人はまた生まれ変わって来るんじゃないかな、と信じているところがあります。

 なので、今を誠実に一生懸命に生きていれば、いつか生まれ変わってきたときに、たとえ前世の記憶はなくなっても成長のステージが上がっているのではないかと思っているのです。

 まだまだ後のことを考えて今を精一杯生きるべし。

 目の前のことしか考えていないなー、と思った今日の反省です。
 

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今年もe-taxに挑戦~ホントに「挑戦」だとおもうなあ

2017-03-06 23:45:45 | Weblog

 もう三月に入り、そろそろ医療費還付などの確定申告をネットのe-taxでしようと重い腰を上げました。

 昨年もこの時期にやっているので、さほど難しくはないだろうと高をくくっていたのですが、昨年から今年にかけて変わっていることが二つあることに気が付きました。

 一つ目は、パソコンをwindows10の新しいものに買い換えたことで、二つ目は、電子証明の仕方が住基カードからマイナンバーカードに変わったことです。

 昨年使ったカードリーダーをパソコンに接続してみると、やはり案の定、カードをうまく読み込めません。

 製造会社の製品ホームページを見てみると、私の持っている製品そのものの記載がなくて、なんとなくwindows10に対応しているような、いないような、すっきりと回答が得られません。

 「ままよ」と接続して、それらしいドライバーをインストールしてみましたが、やはりうまくいきません。

(10対応の新しいカードリーダーに買い換えないといけないのかな…)と暗い気持ちになりながら、あちらこちらのサイトを見ていると、どうやらもう一つ「アクティベーター」というソフトを読み込めば使えそうなことがわかりました。

 それを適当に読み込ませてみると、一応使えるようになりました。やった!第一関門突破です。


          ◆  

 
 ところが次の難関は、このバージョンの機械だと、「マイナンバーカードの動作確認については未検証です」とされていたことです。

(やっぱり使えないのかなあ?)といぶかしく思いながらも、マイナンバーカードをカードリーダーに装着してみると、公的個人認証サービスが有効の確認が取れました。

 よし!一応これで、ネットでe-taxができる環境が整いました。

 あとは、もっているデータの入力ですが、この段階で夜の12時を超えてしまったので、今日はここまで。

 たかが医療費還付をするためだけに、これだけの事前チェックをしなくちゃいけないなんて、歳を取って頭が固くなったら無理になるときがくるかもしれません。

 しかし戻るお金は少額でも、税金の構造をこの機会に理解したり、とりあえずこういうシステムを年一度でも使ってみることで、なんとなく慣れてくるということが期待できます。

 手続きが煩瑣で複雑であることは分かりますが、文句を言っている暇があるなら、そういうものだと思って慣れるように努める方が良いのじゃないか、と思います。

 諦めてしまったら自分の時間はそこで止まってしまいます。わからないことを諦めずに、最新の時代にできるだけ挑戦するようについて行くということこそ、生涯学習的生き方です。

 難しいことも慣れればできるようになるものです。そこまでやってみましょうよ。まあそれにしても、本当に毎年「挑戦」って感じですねえ(笑)


 
 

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対決は北海道の形をした沼で

2017-03-05 23:28:42 | Weblog

 昨夜は更別村にある、知人の経営するアウトドア拠点「ANDOOR」に宿泊。

 こちらに始めて宿泊させてもらって、「食事はないので、地域に食べに出てください」という、そのコンセプトに改めて感心。

 アウトドア好きが集まってサポートする施設で、ただ道具を借りるだけではなく、人の繋がりが後々つながるようなやり方は、十勝の大自然を楽しむのに格好の拠点です。

【ANDOOR】http://andoor.jp/


 さて、昨日互いにけん制しあって自滅した四人が集まって、再度ワカサギ釣りで対決をすることにしました。対戦は、私たち夫婦ペア対金ちゃんと女性のペアというペア対決。

 今日の戦いのフィールドは、豊頃町のJR豊頃駅の裏にある、北海道の形にとてもよく似た佐々田沼にしました。

 根っからの地元っ子のシマちゃんから、「佐々田沼だったら、型は大きくありませんが、とにかく数は釣れますよ」と教えてもらい、昨日の因縁の4人が再度対決をすることにしたものです。

 シマちゃんはご丁寧に、「じゃあ事前にちょっと探ってみます」と、我々が到着する前にひと穴あけてみて釣れることを確認し、どんな状況かを対決相手の金ちゃんに連絡してくれました。
 ジモティならではのサービスに一同感動、シマちゃん、ありがとう!

 さて、釣れるポイントは北海道の地名で表現していたのですが、降りるところに近いアタリは「札幌」で、北の端っこの方は「稚内」などと呼ばれています。

「シマちゃん、きょうはどのあたりですか」
「今日は沼田あたりですね(笑)」

 ちょうど本物の北海道のなかの石狩沼田当たりのところに穴をあけて釣る。そんな佐々田沼での釣りなのでした。


           ◆ 


 さて、ワカサギは多くの場合、湖や川の底近く(いわゆる「べた底」)に群れているのですが、シマちゃんの情報では、魚は穴をあけた氷の直下にいるということだったよう。

 そしてその情報はライバルの金ちゃんに電話で伝えられていたのですが、彼はそれを独り占め(笑)。向こうの組は情報に従って、氷直下狙いで穴あけと同時にどんどん釣れ始めています。

 ところがこちらはべた底をねらっているので、本当に全く釣れません。

 向こうのペアの釣れ具合にだんだん焦りが出てきて、(この場所の穴じゃあだめかな)と、ポイントを変えて穴あけを始めます。

 ところがそこでも、沼の底を狙っているのでは釣れるはずがありません。やはりそこでもつれず、初めの二つの後に、なんと八個もの穴をあけて沼のあちこちで試し釣りをしてみました。

 これを小一時間ほども続けて、釣れるはずのない釣りをしていたわけですが、そのあたりでようやく相手側の釣り方を見ていてタナが浅いことに気が付きました。

 何のことはありません。求める深さが合いさえすれば次々に連れてゆきます。結局、最初にあけた穴へ戻ってタナを合わせ、そこから本格的に釣り数で猛追を開始します。

 一たび釣れ始めると、今度は面白いようにワカサギがかかってきます。一度に二匹、三匹も増え始め、(これなら追いつけるかも)と期待が高まります。


          ◆   

 

 しかしやはり前半でのハンデが大きく、お昼のオルゴール放送が地域に流れる中で釣りは終了。最終的に、金ちゃん125匹、お相手112匹、私が109匹、妻が43匹という事で終了。

 数の上では金ちゃんが竿頭となり、我々ペアの負けでした。

 結局、ワカサギは普段は底にいるはずなのが、このときは氷のすぐ下にいたということで、棚の深さをちゃんと調べ、釣れるための情報を手に入れることの重要性を改めて痛感しました。

 それにしてもこの二日間はよく笑いました。もつべきものは良い仲間です。

 十勝の魅力に改めてどっぷりとつかり、また仲間同士の連帯も深まりました。

 次のイベントは何でしょう。北海道を楽しみましょう。

  

 

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まだまだあるんだ、生きていて初めて聞く土地の名前

2017-03-04 23:45:45 | Weblog

 この時期恒例、気の置けない仲間たちとの「アイスフィッシングの集い」。

 例年は南富良野の金山湖でワカサギ釣りを行っていたのですが、各方面から「今年の金山湖は釣れないよ」という情報が入っていました。

 昨年秋の洪水被害で大量の土砂が入り込み、水の中の環境が激変しているようで、かつては釣れていたポイントが軒並み釣れなくなっています。

「さて、皆さん、どうしましょうか?」

 相談をしていたところ、仲間の一人から「十勝のトイトツキに釣れるところがありますよ」という情報が寄せられて、「じゃあそちらにしましょう」と集合場所を変更。

「ところでトイトツキってどこだっけ?」

 58年間北海道で生きてきて、初めて聞く地名です。

 調べてみると、十勝の浦幌町の海沿いにある地名で、十勝川にそそぐ沼上の旧河川。札幌からは高速道路を使っても4時間はかかる場所でした。 
 

 現地集合とのことで、札幌を朝5時に出発して現地には9時に到着。結構遠かったですが、今日の十勝は快晴で素晴らしい日よりです。

 
 トイトツキ沼には9時ころから三々五々集まり始め、十勝で仕事をしていた静岡からの友人たちも合流して、にぎやかな釣り大会の様相に。

 天気が良いのでテントなしで氷上で野外釣りで始めましたが、「ワカサギ釣りは今日が初めて」という女性でも次々に釣り上げています。

 少し風が出てきたころからはテントを出し、その中では冗談を言って大いに笑いながら楽しい時間を過ごしました。

 笑い話が釣果です。


             ◆ 


 夜は、各自自慢のお酒と食材が登場。

 なかでも余市の友人が豪華な海産物を持参してくれて、刺身にホタテ焼きにピザに最後はズワイガニも登場。にぎやかに北海道を堪能しました。

 今日の泊りは更別のアウトドア拠点の宿泊所。十勝に新しい活動拠点ができました。

 

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子供たちにこそ雪割をしてもらいましょう

2017-03-03 21:39:29 | Weblog

 一昨日と昨日は、この時期の札幌としてはずいぶん暖かい日でした。

 昼頃に出張先から一度家に帰ってみると、妻が家の前で氷割りをしています。

「この時期じゃあまだ早いでしょ」と言うと、「お隣さんが雪割をしたので、溶けた水がたまっているのよ」と言います。

 お隣さんの水は道路に沿って、我が家の家の前の排水溝に飲み込まれるようになっていて、お隣のたまった水を流すためには低くなっている我が家の前に溝を作って水が流れるようにしなくてはいけないというわけ。

 雪割って、やり始めると楽しくなってしまいます。

 低い方を見極めて、固い氷をコツコツと削ると水は低い方に流れていきます。当たり前と言えば当たり前なのですが、これが実に楽しいのです。

 溝を切っても氷のくずがたまると、水の流れが悪くなるので様子を見ては氷をどけてやらないといけません。

 こういう作業はどこか土木的な心に火をつけるところがありますね。

 どうやったら水が上手に流れて行くのかを考えながら作業するのですが、上手にやれば満足のいく成果が得られるところが心惹かれるポイントでしょうか。

 こういう作業って、子供のときからやらせるようにしていると、きっと土と水と雪に親しめる経験になるのじゃないでしょうか。

 子供たちを土木の世界に誘うのは、こんな遊びのような作業体験のような気がします。

 やっぱり子供には質の良い遊びが大事です。

 そろそろ春が近づいてきました。子供達には雪割をやってもらいましょう。
 

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一度の縁を二度目に繋ぐ

2017-03-02 22:43:40 | Weblog

 今日は午前中に、先月インタビューを受けてくださった、厚真町の宮坂町長さんを再度訪問してきました。

 厚真町の宮坂町長さんは、「道路の舗装が悪いので、救急車も走りづらい。地域は道路の維持管理が悪くて困っている」ということを述べて、道路管理者へ陳情をするなどこうした面でアクティブな数少ない首長さんです。

 我々舗装関係団体も、「道路が悪いと、どんな人たちがどんなふうに困っているのか」ということを訴えていかないと、道路管理者も予算要求する追い風にならないだろう、ということで、そうした情報収集活動を始めたところです。

 そこで道路の維持管理に関心のある方に対して、お持ちの意見をインタビューで集めていこうと考え、その第一号となって下さったのが、宮坂町長さんと言うわけ。

 インタビュー記事は、我々の広報誌である「舗装協会ニュース」に、A4紙面2ページにわたる記事として私自身が書きましたが、これからもこうした情報発信活動を続けてゆくつもりです。

 しかも、「舗装協会ニュース」も、これまでは会員相互の連絡通信や情報連絡に使われていたのですが、「せっかくだからいろいろな人に我が業界の情報を知ってもらおう」ということで、今月号から外部の関係者にも配布することとしました。
 より多くの方の目に触れてもらえることを目指しています。


          ◆  


 さて、今週刷り上がった「舗装協会ニュース」ですが、お礼の意味も込めて、今日の午前中に厚真町をお訪ねして、宮坂町長さんに直接手渡してきました。

 職場の事務の方からは、「厚真町さんには郵送で送りますか?」と言われたのを、「いや、僕が直接持参しますから、そこだけは郵送しないでおいてください」と指示してあったものです。

 私の狙いは、これを持参することで、それを再度町長さんに会うきっかけが作れるというところにありました。

 そこで今日の午前に会う約束を頂いて、印刷物を渡してきたのですが、実はその時にもう一つ営業活動もしてきました。 

 それは、自治体からの各種の要請活動や陳情活動を調べていて、苫小牧地区からの要望の項目に、「老朽化したインフラの適切な維持管理」という文言が入っていないことに気が付いたのです。

 そのため、今日お会いするときに、他の自治体でしっかりと「老朽インフラの管理」を要望に入れているところの例を持参して、「こういう風に要望しているところもありますよ」ということをお示しし、この地域でもぜひ要望をしてはどうか、とプレゼンを行ったのです。

 将来への投資としてのインフラを「作ろう、作ろう」という要請もありますが、これまでのストックを「しっかり管理してくださいよ」という要請だって当然あるはずですし、課題を感じているならちゃんと伝えるべきです。

 たかが書類の中の文章の一行、と思うかもしれませんが、それを書かなければ「問題はないもの」と受け止められます。そして、自分たちも要請したことに対してしっかりと関心を持つことが、社会を動かす第一歩になるのです。

 町長さんは、「うちの町だと国の事業とは関係が薄いかもしれませんが、地域全体としてはあるかもしれませんね」とここでも一定の関心を示してくれました。
 こうやって、既存インフラの維持管理という社会問題を少しずつ大きな風にしてゆきたいものです。

 

 さて、こうやって一度目のインタビューが、二度目の営業活動につながった、というお話。
 情報発信って、絶対ネットだけに頼ってはダメ。会えるのだったらちゃんと会って、細かいニュアンスも伝え相手の感触も感じてくることはとても大切です。

 こういうご縁を繋ぎ広げていく。これも「人間関係の生涯学習的実践」です。


 

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