今日も定山渓ダムによるダム湖の、さっぽろ湖へワカサギアタック。
今日のポイントは、湖の中でも最も下流部の場所で、行くのは初めて。多分季節的に今シーズン最後の札幌湖でのワカサギ釣りになることでしょう。
今日は試みに、娘夫婦と4歳と2歳の孫を連れて行ってみたのですが、ベテラン向きのフィールドだったために、勝手が違って、楽しむところまでは行きません。
湖面の雪も融けてかけてきていて、ズボズボとぬかるむような状態。
氷はまだ30センチほどあるので、氷が割れて落ちるようなことはありませんが、氷の上に降った雪が凍りきれないので、先人が明けた穴の周辺はぬかるみになっているのです。
孫たちはそんなぬかるみにはまり込んで泣き出してしまったので、釣りは断念。一度定山渓温泉まで送って、そこから先は私と妻とで釣りを再開しました。
天気は素晴らしく良くて、もうこの季節になると太陽の光がさんさんと降り注ぐと、テントの中は暑くてたまらないほど。暖かい中での釣りはありがたいものです。
しかし釣果の方はぼちぼちで、突き抜けた感じのないままに一日が終わりました。
一緒に行った仲間は、最初に掘った穴が釣れないことに業を煮やして、テントごと移動を始めました。
釣りは気の長いレジャーなんかじゃなくて、(どうしよう、こうしてみよう)という気の短い人がうまくいくものなんですね。
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さて、近くで楽しんでいた釣り人と話をしていると、「先週も来たんだけど、そのときから水位が7~8メートル下がってますね」とのこと。
そろそろ雪解け水が流れ込んでくる季節になり、ダムは放流をして水位を下げておくのですが、このことは逆に、車を止める場所から釣りの場所までの高低差がさらに大きくなることを意味します。
荷物を下ろすときはまだマシですが、帰るときに重たいソリを引きながら上って行くのは心臓破りの行軍です。
それにしても、広大なダム湖にポツンと立つテントの姿は、ある意味北海道らしい広大な風景と言えるでしょう。
昨日は東京にいて、今日は札幌の奥地のダム湖で釣りって素敵な人生です。
自分の住んでいるまちを味わい尽くしましょう。