今日からいよいよ師範科に入りました。
第1回目は、パンの定義・パンの歴史・食文化・健康とは・・・の講義。
そして古代のパンを2種類作りました。

ひとつは、強力全粒粉・中力粉・塩・水・はちみつだけで作ります。
とってもゆるい生地なので、スプーンで天板にま~るく伸ばします。

もうひとつは、ぶどう種で作ったぶどう液を、仕込み水として使ったパン。
表面にオリーブ油を塗ります。

焼き上がりです。
まるでせんべいみたいなパンです。
両方とも素朴な味で、噛めば噛むほど味が出て美味しかったです。
イラン平原で、B.C.6000年に小麦が発見されて、無発酵のパンが作られてから
今日では様々なパンが食べられる様になりました。
遠い昔の人々は、このような素朴なパンを食べていたのかーと、想いを馳せながら
頂くと、また特別味わい深いものでした