蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

木工造作 1階寝室とリビング

2005年06月23日 | モダン古民家建築記
北壁一面にヒノキ
片流れの1階南の部屋が寝室で、天井は屋根下までオープンになっています。
6帖しかないので空間を設けることで開放感をもたせてあります。北側の壁にヒノキ板が貼ってあり、香りは勿論のこと、
湿気を吸収する力を持っているそうです。


写真右上:クローゼット上部枠組み
舛田さんがとても丁寧にこさえてくれました。
天井のスギ材は塗装なし、このままで仕上がります


6月23日
原口さんの木工工事最後の作品です。ここにも現在利用中の整理ダンスを活用します。奥行きがピッタリで、
やはり大阪から詳細な図面が届いて、無駄のないクロゼットとなりました
原口さんには丁寧な仕事振りと素人カーペンターに根気よく付き合っていただき感謝しています

右側の壁に嫁入り道具(わあ、古い話やな)だった三面鏡の一枚を後日棟梁にはめ込んでもらう予定

リビング東窓のカウンタ
資材がたくさん置いてあるので写真が撮れませんが、窓の下いっぱいに奥行き20センチのカウンタがあります
高さ80センチ。朝日を受けてコーヒータイムとしゃれこむ予定。花鉢を置くとよく育ちそう・・・

リビングのテレビ台
角を利用したテレビとDVDデッキを載せる2階建てカウンタです。
何度も打ち合わせをして苦労した造作です。機器を設置した様子を想像するとゾクゾクする箇所です
あいだの四角い窓は郵便ポストの内側のふた。外から新聞や封書を差し込むとここへ落ちます
冬の寒さに震えない棟梁の絶品アイディア!

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木工造作  2階の巻

2005年06月23日 | モダン古民家建築記
5月23日
日を追って木工工事が進みます
2階ではまず蔵の間にあっと驚く仕掛けが・・・・。窓の下に赤松の板壁を貼っています。

写真下左:当時の板の裏面  右:オイル塗装して磨いた表面

この板は厚さ4センチもあり、当時(明治35年の蔵で)使用していた古材である。
大きさもそのままはめ込んでいる。
下から積み上げて最後の一枚をはめ込む瞬間が、息をのむ手際です。
写真下左:大工の原口さんは最後の微調整。東と北の窓の下に設置されました。お見事!
30才若ければきっと大工志願したくなるだろう



夫のデスクを作り付ける

当初の図面では、現在使用中のデスク(次男の勉強机)を置く予定でした。
古材ボードの写真をメールで送ったところ、あまりのミラクルな趣に机を置かないことに決定。
ごみを出さない約束で移住の準備をすすめているというのに・・・。嬉しいとほほほ
小林棟梁の細工は流々、原口さんの作業は完璧。

柱にかませたボードの角はアールをつけ、下部には同じ材(杉の無垢)で支えを、そして
デスク左奥にはパソコン、プリンタ、電気スタンドなどのコードを差し込む穴を空けています。
目を離したスキに穴の形がひょうたんになっていました。
原口さんも私と一緒に遊んでいます。 写真下右:足元には小さな棚があり、後日支え材がつきます


来客用洗面トイレ
鏡に向かって左手にボックスが出来ました。棚が可動式になっています。面白い鏡を見つけてありますので、
お楽しみに!
写真右:小ぶりのカウンターです。ここのスペースは比較的広いので、いま流行のパウダールーム的に使えると
期待しているところです。
椅子なんか置いちゃったりして・・・・


2階納戸は蔵の間に続いている。
現在使用中の衣装ケースもタンスも押入れタンス(一時期流行したあれです)も有効活用し、なおかつ来客用寝具をシンプルに収める。留守を守る大阪の夫が精密な図面を送ってきたおかげで、無駄のない納戸となった。

6月22日 2階の木工工事が終わりました
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