蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

ほっとする灯り

2005年08月11日 | モダン古民家建築記
8月11日一部追加して更新しました
(引越し準備に時間をとられて久しぶりの更新です)

7月24日 灯りは大切だと思う
できればひとつでもガラス製の昔ながらの電燈笠を揃えたいと憧れていたのが高じて、
ほとんどを大正から昭和のはじめ頃のものを集めてしまった。
当時のガラスは品質がよく、白熱球の暖かさがたまりません

図面の段階でイメージを膨らませて購入したにも関わらず、全く違和感なく居場所を得ているのは
我ながらすごいと自画自賛です

写真左:赤い電燈
所在地:玄関の土間の上
出 身:明治時代の瀟洒なお宅 鉛を含んだガラスの色合いを出している
寸 法:大きい直径 17センチ 高さ 18.5センチ
特 徴:赤い色が珍しいらしい(光の加減でオレンジ色になっている)

写真右:六角形の座敷用
所在地:和室
出 身:大正時代のお屋敷からと店の女将の話
寸 法;直径 19.5センチ 高さ10センチ
特 徴:チューリップのすかしがある絵本のような電燈


写真左右:六角形の座敷用
所在地:キッチン
出 身:大正時代のお屋敷からと店の女将の話
寸 法;直径 19.5センチ 高さ10センチ
特 徴:チューリップのすかしはないが同じ大きさの電燈


六角形を3個購入したので安くしてくれました

2個をキッチンにさげる。トステムのシステムキッチン(グレー基調)にも立派にマッチしました
キッチンではべとべとと汚れそうだが、洗えるのでまっいいか

小ぶりながら存在感のある灯り
所在地:寝室
出 身:大正時代のカットガラス
寸 法:直径 18センチ 高さ 10センチ
特 徴:白い透かし模様の電燈



以上京都の「夢工房 吾目堂」で、今なら怖くて絶対買えない分不相応なあかりたち。割れるなよ!と手をあわす。

「タチバナ商会」は面白い!ネットサーフィンする価値あり
京都の木屋町通りをぶらぶらしている時ぶつかったお店で、あまりの面白さに長居しました
以下タチバナ商会で調達の灯り紹介

蔵の移築再生と聞いただけでイメージして買ってしまった大ぶりの電燈
所在地:2階蔵の間
出 身:昭和初期建造の洋館、木の玄関扉を入った真上にあった
特 徴:七宝という愛称
写真右:鎖の長さを調節している大島電気の青柳さん

写真左:ブラケット ポーチのタイルとマッチしてるかな?
しっくりいってると思う
所在地:玄関
出 身:瓦屋根の古くて立派な家の玄関中央にひっそりとあったもの
特 徴:しずく型の笠と鋳物土台のデザインがシンプル

写真右:一文字笠 永遠の定番
所在地:洗面所 トイレの3箇所
特 徴:デザインに迷ったらこれ!


一文字笠の名前の由来は、一という字のように飾りすぎないキリリとしたその姿・形から呼ばれる
ようになったそうです。
写真左:乳白ガラスは白ですが、点灯すると黄味を帯びます
写真右:クラシックな洗面所の灯りにもぴったりです



写真左
手 前:大阪から引越荷物で旅をしてきたあかり
所在地:食卓の上
特 徴:4年前の松下電工製、違和感無く収まっている

写真奥:ランパス
所在地:リビング
特 徴:保谷クリスタル硝子製造所が、1958年に製造したもの。
「溶けたガラスをるつぼから引き上げた時のような美しい形」



写真上右
写真右:六角シェード
所在地:廊下
特 徴:昭和初期、東京の新橋にあった「島田硝子社製」の商品と思われる

タチバナ商会 佐藤さんからのメッセージ
昔の職人が作ったこれらガラスの照明器具は木の家の「色艶の良さ」を充分に考えて作られています。
木の色、壁の色の持ち味を最大限に発揮できるように、それぞれの形状が工夫されているので、
実際につけたときには「はっ!!」と感動されると思います

工夫したあかり
ダクトのステンレス色に合わせるため最後まで悩んだ灯りは、1階の家事室
偶然から生まれたアイディア商品は・・・


大工さん達が現場で使う小サイズのランプ(写真右)と、
アジアンショップで偶然見つけたインド製ブリキの植木鉢カバーを逆さまにした笠
いい味だしています
コメント
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