蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

不揃いの美 つるし柿

2005年11月12日 | 安曇野とその周辺
初めての経験である
大阪で渋柿を買ったこともない

渋柿を甘くして食べるための方策に、ふた通りの方法を教わった
その渋さは一口かじっただけで口が曲がりそうなほど・・・・
しかし渋ければ渋いほど甘くなるらしい

その1
傷のないものは、皮を剥かずにジュクジュクに熟すまで、
新聞紙を敷いて室内で自然乾燥させる(22個もありました)

その2
これが楽しいのである

①柿の付け根の枝を、ぶら下げる時に便利なようにすこし残して切ってある(写真左)
②包丁でひらひらのヘタを取り除き、ぐるっと一周の皮を剥く
 ピーラーで縦向きに皮を剥く(写真右)


③タコ糸で茎をひっかけながらぶら下げる。我が家は高さがないので5~7個にする
  玉暖簾のようだ
④風通しのよいところで、約2週間干す(合計90個に)


渋の成分タンニンは干すことで封じ込められるという

ここから先はまだわかりません
・乾燥したら、ポリ袋にいれておくと白くなる
知人の話では、
・「乾いたらひとつずつ優しく撫でると(間をあけて2回がベター)白い粉が
  出てきて、さらに美味しくなる」 ホンマかいな
ネット参照すると
・水分がきれたら、さらに室内乾燥すると白い粉が出て甘みが増す

白い粉は糖分の結晶で、外側はやや硬く中はとろとろの果肉となる
昨年の干し柿の冷凍ほどきを食したが、まさに絶品!まるで和菓子のようだ



たくさんの柿を頂戴した豊科の婦人お勧め「干し柿レシピ」
★柿巻1
 ①乾燥したら縦にわり広げて種を除く
 ②6~9個を少しずつ重ねて並べる
 ③詰め物は、刻みくるみ、土しょうがのみじん切り、ゆずの皮の千切りなど
 ④②に詰め物を載せ、巻きすできっちり巻く
 ⑤輪切りしてお茶請けに
 ⑥ラップで包み両端を飴のようにねじり、冷凍保存可

★柿巻2 縦長の柿の袋状を利用する
 ①種も、小さいヘタも外し、袋の中の果肉もすこし取り除く
 ②袋の中に、茹でたうずらたまごを縦型に詰める
 ③堅めのてんぷら衣にくぐらせて揚げる
 ④輪切りにすると美しいので、お正月おせちの一品にgood! 
 
皮を剥いて1個だけ裏庭に放置してみた
さすがに鳥も猫も食べにこない  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする