蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

わが棟梁

2009年04月19日 | モダン古民家建築記
もう移住後3年半になる。今でも何かとご縁が続く、小林工務店の棟梁と大工さんたち。
高い所の梁や窓ガラスの清掃、屋根の落葉おろし(雪おろしはないけど)などメンテに来てくださる。ありがたいことだ。

たまに我が家の見学ご希望のお客さんと共にやってくる。
建築を決めるかどうか参考に、私も紹介されて訪ねた経験があるので協力させていただいている。
今の現場は池田町の東山の中腹で建築中だというので見学に行った。

以前会った施主さんがおられた。
ロケーションはこのとおり。安曇野一望。北アルプスもわが有明山も。


私「懐石料理なみのご馳走で、満腹です~」
施主さん「白馬の迫力には負けるなぁ」
白馬村の寒さと雪おろしがこたえたので、古民家から脱出の移住です。

敷地は600坪。うひょう~、しかも鵜山桜並木のそば、ぶどう畑の上。

大きな建物に、お~早ばやとストーブの煙突が立っている。


ん、あの納屋は? 母屋にあわせた棟梁お得意のデザインもの。
建築中のお施主さんの居室兼寝室にもなりそうだ。

棟梁のこだわり健在にニンマリ

しかし、上下水道は麓から自己負担の引き込み(引き上げ?)なので、思わぬ経費となったようだ。しかもその地中内設備は町の所有物になるという。
今後居住する限り税金を収めるわけだから、ちょっと首を傾げますねぇ。どんな事情があるのか理解できないが、町外からの移住者受け入れには積極的でないのかも知れない。まさかね
池田町は安曇野市と違い合併浄化槽は許可されていないから、引き込むしか選択肢がないのだ。

裏山に自生の大きな「タラの芽」を頂く。甘くて香りよし、早速てんぷらで頂いた。

広告板も立派だ。桜並木の標識板に負けてない。
小林工務店のますますの繁盛を願い現場を辞した

技と知恵とこころをもって・・・。
小さい我が家にどれほどの知恵と工夫をしてもらったことか。看板に偽りなし

余談1
道順を聞いて行ったが、案の定間違えた。離れた角で待機している棟梁発見。
「下の道を横ぎった運転席を見たから」という。結構な距離だよ。短いが濃い付き合いということか。

余談2
昨年研修中だった若者が現場にいた。いやいや~入門していたのだ。
ちょっと逞しくなったように見え嬉しい限りだ。

余談3
我が家は合併浄化槽、つまり「水洗トイレからの汚水(し尿)や台所・風呂などからの排水(生活雑排水)を微生物の働きなどを利用して浄化し、きれいな水にして放流するための施設」です。
3ケ月に一度業者が点検に来る。
浄化槽の負担を小さくするため、台所の排水は4重の網をくぐらせている。
排水口に2個の網籠を重ね、三角コーナーにも網袋をかぶせる。
ごみっこホルダーなら楽だけどなーと思いつつ、後のメンテ経費を考えると・・・
コメント (2)
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