蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

覚悟

2011年02月28日 | つれづれ思うに
クライストチャーチが大変なことになった

日本人に人気の観光地である
大勢の若者が思わぬ災害に直面した語学留学。申し訳ないが生存希望が押しつぶされてゆく。
阪神淡路大震災の後に生まれた若者が多い

その中で、19歳の男子学生がひざ下から切断の、重傷ながら救助されたニュース。
安堵するとともに、その落ち着いた判断と対応に驚く。
切断の通告に「覚悟しました」

そう、海外に限らず自宅を出た瞬間から何が起きるかわからないと「覚悟する」んですね

「覚悟」する対象が政治、国家、世界、地球、ひょっとしたら宇宙と拡大してゆきます。

先日読んだ本が五木寛之氏の「人間の覚悟」だったので、負傷の男子学生の言葉にひかれた。

覚悟は”諦める”こと。諦めることは”明らかに究める”ことと五木寛之氏はいう。


下降中の日本では、もうジタバタせず絶望もせず諦めようと、覚悟する。
それはしっかり現実を見据え、国に頼らず、自身で考えて生きよう・・・ということか

ニュージーランドの被災により、若者が世界を目指すことに躊躇すことにならねばと願う。
宗教や文化のみならず自然や地形や気候風土が違うと、今まで生きてきた経験や規範は通じないことを知るためにも。

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コメント (2)
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