蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

決断の瞬(とき)

2012年09月12日 | 介助ときどき日誌
社会見学気分でふたつ目のホーム見学。気に入ったようだ。
生活相談員の方が同じ姓、孫のお嫁さんと同じ名。出来過ぎのシチュエーション。

24室と小ぶり。同じ館内にデイサービス部門があり、同じスタッフが介助に当たる。
ごく普通に生活している方や、車椅子から解放されて歩けるようになったと喜ぶ男性。
外部の方も受け入れているデイサービス。リハビリ訓練室があり、母は嬉しそうだった。
しかし自宅にもどりたい気持ちは変わらないようだった。なかなか冷静である。

せっかく外出したので、モール街で食事をすることにしよう。
消化器系の病気ではないので気楽である。
看護師さんに伺うと「どうぞどうぞ愉しんできてください」ホームの車の送迎つきである。
帰院時間を1.5時間延長し、お寿司をたべました。

そして帰り際トイレに寄った時の、母のつぶやき。
「トイレごときで、こんなに不便になるのか」と嘆くのだ。
車椅子で移動していたのだが、多目的トイレの順番を待つもどかしさ。
一般トイレで済まそう(「私はもう歩ける」という)と奥に行くとまたまた行列。

私が帰ったあと主治医の先生から「美味しい食事を作ってもらい、生活はもうゆっくりしてはどうですか?」と話があったそうだ。歩けるだけでは生活は無理なのだ。血圧が高く貧血をたまに起こす。
戦力外通告みたいな気分だっただろう。きっと

夕刻、立会いの看護師さんから「今日見学のホームにゆきます」という伝言。
持参家具の採寸をした。使い慣れた、見慣れたものは、きっと役に立つだろう。

今朝本人から「ひと晩考えて、安曇野へ行きたい」と電話がきた。
ひぇ~結局スタート地点にもどったのだ。大丈夫か~。
二晩考えたほうがいいんじゃない?
以前「あんな田舎」とソデにしたホームは、おかげ様で…とは言わないが、「今は満室なんですの。」

孝行娘のつぶやき・・・・あ~あ、ふりだしだよ。

コメント (2)
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