蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

サイトウ・キネン・フェスティバル松本

2014年08月22日 | 安曇野とその周辺
略称:SKFサイトウキネンは、1992年から毎年8月、9月に長野県松本市で行われる
今ではーー世界的なーーと言われるほど有名になった音楽祭。

小澤征爾さんを始め、故斎藤秀雄氏の教え子たちが世界で活躍している。
その方々がこの祭典のために集結し、毎年『サイト・ウキネン・オーケストラ』としてプログラムが組まれる。

多岐なプログラムにあわせて、会場もまつもと市民芸術館だけでなくあちらこちらで開かれる。

2014年のプログラム

8月4日サイトウ・キネン・フェスティバル松本実行委員会から発表された名称変更は
2015年から「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」に。

おそらく将来的にこの祭典の海外公演の夢があり、また世界で活躍する小澤さんの名前を冠することの意義や、永らくの貢献への称賛であろうと思います。

オペラや小澤さん指揮のコンサートも、他のプログラムでもとにかくチケットが取れなくなったので、最近はすっかりご無沙汰でした。。
今年も諦めていたが、チケット情報でひょっこり8月20日のオペラ、ヴェルディ「ファルスタッフ」初日 に空席があった。

薄暗い通路で小さい文字を頼りに座席を確認する。

「ファルスタッフ」では分かりにくいが、原作がシェークスピアの喜劇「ウィンザーの陽気な女房たち 」作曲はヴェルディ

うんこれなら馴染めそう。

演出が良かったと思う
他の公演と比較したわけではないが・・・・
主人公が懲らしめに川に放り込まれた後の舞台にに、白い楕円形の据え置き式浴槽が置かれ
泡がプクプク浮かぶ中に太っちょの主人公が浸っている。

その後の、腰に大きなバスタオルを巻き浴槽から出てる場面には驚いた。
ええ、タオルがはだけたらどうしよう?  と
今日は初日だよ~

といらぬ心配。

ベルディ80歳の作品だという。

座席見ました?
トホホ頂上ですぞ。

SKFサイトウキネン最後の年のチケットです。
「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」初年には、大阪の友人が是非行きたいと言う。
彼女は最近オペラに凝ってきたのです。

隣の中年女性は終演後、京都まで車で帰宅するそうな。
私は小走りで松本発22時18分の乗客となり、穂高駅に預けた車で真夜中の帰宅。
心地よい風が吹いている。
ちょっとお洒落して、いまや農業車と化したジムニーでもルンルンだった。

隣の彼女は今頃どこを走っているのだろう・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする