蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

雪の思い出

2015年02月16日 | つれづれ思うに
過日の積雪の上に15日の積雪、2段重ねだ




たびたび対面する雪景色であっても、懐かしく思い出すことがある。

子供が幼かった頃、2月11日前後に京阪電車と京福電車で鞍馬へ出かけていた。
大型のポリ袋やプラのそり板持参だった。
何度かは鞍馬山から貴船方面に下り、川べりでインスタントラーメンを炊いて、体を温めたっけ。

車内の暖房が長靴にたまった雪を融かすので、座席の足元から湯気がたっているのが可笑しかった。

車を持たなかったので、小さなリュックに着替えやタオルや水筒やおやつを詰め、自分で切符を買い電車に揺られて行く。
帰りは疲れてぐっすり寝込んでいたが「よく寝たねー」と揺り起こし、最寄駅から自宅まで徒歩。

長じてスキーや山歩きはやっていない。

まず全員でタクシーに乗ることはなかった。
ある時、聞いてみれば「事故で全員が死ぬのは困る」だった。
思うに墓守りがいなくなるのは困る・・・だったのかもしれない。
その息子たちは今では遠く離れて暮しており、「墓守りは勘弁やなぁ~」と思っている節がある。

育てたようには育たないものだ。
コメント
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