蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

そば処さかい

2015年03月22日 | 安曇野とその周辺
上田市の音楽ホールへチケット受け取りに行く道すがら立ち寄った、143号線沿いのひっそりとしたおそば屋さん「さかい」です。
のぼりが立っていますがうっかり見落としますね。
斜め向かい側に駐車場があります。

店内は、ご自宅の居間を改装されて、立派な座卓が設えられています。
もちろん生花です。


メニューはこれだけ


奥の部屋で誠心誠意をこめて調理されているのが、出てきた数々のお品で納得します。

おかみさんの手作りらしき数品。
お蕎麦屋さんで前菜?


そば茶とお漬物(当日はセロリの甘酢)は定番ですが、
小籠の干し柿の頭にくるみが載っています。絶妙のバランス!
左の水色の小鉢は、私がオーダーしたそばようかん。

続いてお吸い物、お椀には茹でたそばを揚げた具が。
揚げそばがきには、そばの花のハチミツがかかっている。


さていよいよメインのおそば

十割の石臼挽きを、まずは塩で・・・・
オホーツクの塩ですって。ちょっと甘めかなと思うが、よく合います。
ひと山を塩でいただきました。ぜ~んぶ塩でもOKね。
ここですでに満腹でしたが・・・お代わりたっぷりのそば湯も登場。
写真はありませんが、
そば湯は茹でた汁ではなく、そば粉そのままをとき、茹で湯をさらに加えて作られています。
そばの香りが漂う逸品でした。

地図 長野県小県郡青木村当郷106-1


電話0268-49-3255
不定休です。遠方から行かれる方は、電話で確認してからがよいでしょう。
そして丁寧に作られているので、滞在時間は余裕を持って。

余談1
飾られている額や掛け軸の文字が気になり、伺うとやはり隷書でした。
奥様の手による立派な書です。
『楽道忘貧』  
鴨居の真上、つまり幅180センチの大きな額です。

額装マット紙の色が、これまた素敵なんです。

余談2
バスの運転手をされていた頃から修業されていたご主人が、 定年退職後に開業された蕎麦屋さん。
こだわり満載でした。

ファンからのプレゼントでしょうか?
-20歳で見てくださればそっくりですよ。素敵なご夫婦です。

















コメント
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