蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

雲の平を目指して一人旅最終回

2019年08月17日 | トレッキング
タイトルは「雲の平目指すも挫折の記」にすべきだった。
反省

30日満員だった鏡平山荘をゆっくり出発し、わさび平小屋へむかう。
まもなく着地だと気分が楽になり、足元の石にも余裕あり。

花はマンネングサだと、行き違いの婦人たちがワイワイ。

僧侶に似る


花はともかく美しい蝶


目途がついた。まもなくわさび平小屋です


出発日からかなり雪どけ。5日ぶりだもの。


わさび平小屋にも泊まりたくなった。お風呂にはいれるのです。
いやいや明日は新穂高から自宅までの運転が・・・・などと理由を探す。

翌朝の朝食は、まるで旅館並です。


そして新穂高へ下山開始。このコースは標準タイム通りでした。
前泊のホテルでは、延泊に次ぐ延泊にも関わらずじっとジムニーを預かってくださった。
ありがとう。

安房トンネル手前 平湯に「ひらゆの森」があります。

宿泊施設ですが、500円で日帰り温泉入浴も可能で露天風呂がいくつかあります。

なんだかんだといやはや、悲しくも面白い山旅でした。

「雲の平」リベンジはありやなしや。年齢と体力勝負なり
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雲の平を目指して一人旅5

2019年08月17日 | トレッキング
7月29日
さて・・・と曇天だが腰を上げる。
本日のコースは26日の逆。三俣峠から巻道を下ります。

同年配と思しき2人の男性が同行してくださることになり、
山荘を後に三俣峠を7時に下山開始。


信大ワンゲル部出身の楽しい方々でした。
峠で「ワンゲル部の歌」を歌詞を思い出しながら元気に歌い、この景色の中では
さぞ気持ち良かろうとこちらまで楽しくなった。


私は次に踏むべき石をうまく見つけられない。
前後の指導者にふみ足の基本を教わる。

疲れない歩き方は
①小股で+段差の小さい石を踏む
②三点支持を心がける
2本の脚と2本の腕。そのうちの1本の手をフリーにして岩などの支えに利用する。
なるほど!

時間をかけてゆっくり歩くと慣れてきた。
最後の登りはきつかったが「随分上手くなった」と褒めていただき
10時双六小屋に到着。

本日お休みという三俣山荘の女性スタッフに偶然出会い
4人でラーメンやうどんでランチ。


当初の計画では雲の平山荘から双六小屋で宿泊のはずだったなと、逡巡する。
11時15分発。またまた3人で次の宿泊地、鏡池山荘へと下山開始。

エンジン快調で14時半着。
さぁビールで乾杯!(私は飲めませんが)
写真を送る、オコジョを見たから写真を送ってあげるなど
まるで子供!
腕のすぐ側まで来たとジジババで談笑。


5時半頃から夕立のような大粒の雨。
降雨の隙間をぬい



槍はいつも役者であります。

定員オーバーに小屋は大混乱。
私は8人部屋の布団1枚を確保したが、廊下や談話室に臨時布団で溢れていた。

三俣山荘で隣だった女性が、どこかの山に立ち寄りここの山荘に来たらしく、
最後の最後までふとんを敷く場所が確保できず、じっと待っておられました。
山小屋は決して宿泊拒否はしません。
受け付けた以上は、たとえ食堂にでもふとんを敷き確保してくれます。

「二人で一緒に潜りましょ」と勧めてもきっぱり「順番を待ちます」とのことでした。
私みたいな甘ちゃんではない根性。

山小屋は早い時間に着くことが大切なんだと、学びました。
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